夜中に音楽をひとりでこっそり聴くことが好きだった。
夜空を見上げてひとりで窓の端っこで聞いてた。
電車の中でも聞いてた。
それなのに最近はちっとも聞いてない。


以前よりも遠くまでいけるはずなのに。

お金や時間や自分のやりたいことを理由に
本当にやりたいことを見ない振りしてるんじゃないかと
とても不安になることがある。

以前よりも美味しいものを食べられるはずなのに。

年ともにカラダの衰え感じつつも
お金や時間やくだらない理由を挙げて
自分のカラダへの責任をもてなくなっている

以前よりも身綺麗な格好ができるはずなのに。

仕事場で求められないからといって
薄汚い格好でいることが多い。
ふと自分が女の子であることを忘れてしまう。
化粧は最低限するが、ずいぶんと同じものを使っている

26歳になること
その年齢に似つかわしい自分の中の26歳の理想の自分が
今の私に厳しいことを言ってくるけど
だってしょうがないじゃんって
どっかで　うまく理由をつけて　逃げてる私がいる。

逃げ続けられるはずはないとどこかで知っている。
そして　
いまのぶんのツケは必ずどこかで回ってきて
絶望的な気持ちになるんだろうな。