日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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風と木の詩八巻を読みました。怒涛の展開でした。
……この巻では、BLで一度はやらなければならないことを全部やってのけたような気がします。BLというかJUNEでしょうか、微妙に区分が分かりませんが、とにかくそういうものに於いてですよ。 少なくとも私がBLに求めるものは全部やられてしまった気がします。シチュエーションもそうなんですが気持ちの動きやその他のことも含めて。 更にそれ以上もあるのですからねえ…。そういうものに当たるのって凄くうれしい。
ここまで(飛び飛びに)読んでみたら、やっぱり一番愛でたいのはジュールでした(笑)。
最初は周りがことごとくジルに心乱されていく中で一人、冷静に対応していたのですが。シンパシーを感じたのか、部屋に呼んで盛んに語りかけたあとで、くすくす楽しそうに笑ったりするんですよ! 泣く子も黙る元不良だとか握手してくれない冷たい人だとか、すっかり忘れてしまいます。可愛いよ!
八巻の展開は……ねえ。 微笑みかけられた時にやられてしまったのでしょうか。どう考えても私情が絡んでたのに色々言いながら結局流されてしまったわけで。それでも絶対にジルはセルジュのところへ帰ってしまう訳ですから、絶対報われないぞ。ややこしくなるだけで。 どうなるんでしょうね。あまりジュールはジルに縛られて欲しくないです。でも、ほかの事例を考えるに、ジルの魔性がそうはさせないようでもあり。 それはそれとして、「はだのあたたかみは同じだ」は最高の殺し文句だと思います。
セルジュのような種類の人間は嫌いだそうですが、もしああいう人が強引に近づいてきたらどうなっていたのかと思うと、オーギュと同じで受け要素ありですよねえ。相手が居ないだけで。 あ、でもやっぱりジュールはあの性格のままロスマリネの脇に居てくれれば良いです。ロスマリネからは何も言ってないのにどうしてあんなに歪んでるんでしょうか。そんなマゾくさいところが好きだ(違)。
土日にかけてはそんなに天気が荒れなければうれしいです。
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