裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
この街の空に花火が舞って
きれいだなんて思う夜は
生きてる奇跡と
生きてゆく恐怖に
涙がこぼれてしまいそう
そんなときは
ただただ
むやみやたらに
明日の話を
したくなる
夏が終われば 秋がきて 空が高くなって 風が生まれる
秋が終われば 冬がきて ホットの缶コーヒーが 自動販売機に並ぶ
春になれば
花が咲いて・・・
そんな日々が続いて
夏はまた
ここに来るのだと
あたりまえのことを
言葉にして
話していたい
今
の終わりを
微笑んでやり過ごすために
明日の話を
したくなる
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