川のそばでただ空を見上げているようなとき僕はなんて心地よいんだろうと思う自分のいま生きているということを感じるすべてのものが始まっては終わってゆくのを感じる人間をたやすく飲み込んでしまうこの冷たい静けさと一生対峙するとしてもここにいたいのだと思うそれからしばらくして人の心を感じたくなる空宇宙地球大きすぎるものには出来ぬこと過ぎ去ったものには出来ぬことこの手のひらに触れてほしい