パンドラの箱
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2006年06月06日(火) 砂の城。

愛しかったはずの存在を否定するのは、自己否定にも似て。

好ましく思った全てが、裏を返せば、全て嫌悪の対象に摩り替わる。

痘痕はやはり、痘痕でしかないのに気付いてしまう。

信じてきたものが音もなく崩れ去っていくことの恐怖に、どうか負けないように、必死にこの足で立ち上がるけれど。


こはる |MAIL

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