パンドラの箱
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2006年10月21日(土) as usual.

いつものように、携帯を開く。
そこに届いた、いくつかのメールに。
心躍らせたのが、いつのことだったのか思い出せないくらい遠く感じる。

特別な着信の合図も。
特別な呼び出し音も。

全てリセットした。

もう、心を苦い想いで満たされることもないだろう。
もう、不安で身体を痛めつけることもないだろう。


「自分を想って苦しむくらい、愛されてると想うと嬉しい」


いつだったか贈られたあなたのその言葉は、愛情からくるものだとしても、許せなかった。
愛情と憎悪は紙一重だ。
そんな形で愛情を証明されて嬉しいなどとは、言って欲しくなかったのだ。
そんな形を作ってしまう関係に疑問を持って欲しかったのだ。



投げかけた一つ一つへの回答も、中途半端なまま、あたしに下駄を預け幕を引くことを選んだあなたは、最後の最後まで、あたしに甘えていることに気が付いているのかな。


こはる |MAIL

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