くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2002年06月29日(土) 懐かしい人

想い出にすがるだけの人生はつまらない。
しかし想い出の無い人生もまたつまらない。
過去・現在・未来の全てがあってこその人生。


懐かしい人を見かけました。
というか、お店に来ました。
高校時代、部活でお世話になったひとです。
私たち吹奏楽部を武道館まで導いてくれた、と言っても過言ではない程に。
向こうはわたしの事など覚えてはいないでしょうが。

あの頃が一番人生を謳歌していたのではないかと思います。
1日が24時間じゃ足りないくらいで万年睡眠不足で、
ぼんやりしている暇がないくらい忙しくて。
その分辛い事も沢山ありましたけれど。

わたしが高2のとき、
何を血迷ったのかマーチング連盟主催の大会に
初めて出場する事になっていました。
吹奏楽連盟の大会にはずっと出ていましたが、
(マーチングに関しては)レベル的に前者の方が遥かに上です。
しかもうちの県はマーチングのレベルが全国的にもトップクラスなので、
全国大会常連さんが結構いるんですよー。

だから「出るだけ無駄」っていう気分で始めたわけなのですが、
練習が厳しい事この上なかったです。
朝7:30くらいに登校して校庭の外外周3周走らされたり。
合宿じゃ夕飯後から朝の3:00や4:00まで練習していたり。
文化部の域を超越してましたね。

わたしは本番直前に号泣するのが癖になっていて、
舞台袖で皆の不安を滅茶苦茶煽っていました。
「大丈夫だよ」と言われれば言われるほど不安になって、
目が真っ赤になるほどの泣きっぷりでした。
そして本番が終わるとケロっとしていて、
専ら「力を出し切れなかった」と泣く仲間を慰める役でした(笑)

現在のわたし」のわたしが着ているのは、当時の大会の衣装です。



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