ミドルエイジのビジネスマン
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ロードバイク本格派のペダルにはスキーと同じようにビンディング式になっていて、靴の方もクリートという出っ張りを取り付けた専用になっている。お父さんは、普通の街乗りにも使えるようにデュアルペダルを選択した。こうすれば、片面はビンディングだが、もう片面は平らになっているので、スニーカーでも乗れる。
そうして、17日の日曜もショップのサイクリングに参加したのだった。初心者にはクリートをカチッと嵌め込んだり、はずしたりするのが面倒なので、走り出したばかりの店長が道路横断のために止まった時に、「またすぐ走り出して、このままビンディングをはずさないで済めばいいなあ」と、一瞬思ったのが運の尽き、結局どうしても止まらなければならなくなってしまい、はずす間もなく速度ゼロ、店長の隣でドタッとカッコ悪く転倒してしまった。ちなみに、クリートは、外側に30度位踵をひねると外れる仕組みになっている。他の人を見ていると、実際に地面に足を着けるときだけではなく、その可能性が出てきたときもカチッとひねって靴をはずす準備だけはしておくようだ。なるほど、そうだったのか。
今朝は、風もなく絶好のサイクリング日和だったが、前回ゆっくり走ってくれた人が今朝は参加していなかったので、みんなに付いて行くのがやっとというトレーニングの様相を呈した。前日の風の強い土曜日にもひとりで頑張って走ったので、体力を消耗していたせいもあるかもしれないが、それは言い訳、ちょっとした坂道で脚力の差を見せつけられたし、実際、最後にはバテバテになった。
家に着いたのは、まだ朝の9時半頃だったのに、もう何をする気力もないほど体力を消耗していた。景色を楽しみながら、お腹をへこませるのが一番の目的だったのだから、ここまで頑張るのは、本末転倒だ。
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