ミドルエイジのビジネスマン
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会社の女性が結婚するので、披露宴に呼んでもらった。今どき、百人以上も集まった披露宴をする人はいないと思ったら、新郎の友人が何十人も出席していて、えらく仲間の多い人だと感心した。
会場は都心の豪華なホテルであったが、中身は心のこもった披露宴だった。特別なお金持ちでもなさそうな二人だが、結婚式はきちんとやろうという、やや古風な考え方で披露宴も大規模にやることを決めたのだろう。
ピアノを習ったこともないという新郎が、新婦のために半年練習して、会場の白いピアノで弾き語りをした。新婦には友人の余興としていたので、突然のプレゼントに嬉しくて泣いていたようだ。
堅実なカップルのすがすがしい結婚披露宴だった。
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