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■ 引っ越し
同じ区内ではあったが 借り工場から自分の家と印刷所が出来て引っ越したのは 間もなく5歳になる時期だったかと思う。
相変わらず留守がちな父だったが、 新しい家での新しい生活は自分にとって新鮮な風を起こしてくれた。
扁桃腺が腫れるのは次第になくなり、 元気に幼稚園のお友達と遊ぶようになる。 ピアノも時々練習イヤとすねる事もあったが 楽しく続けていた。
小学校に上がった頃になって 憑き物が落ちたように父が家庭的になる。
家の中が明るくなり 一人っ子の自分中心の毎日は 本当に心地よいものだった。
有頂天でさえあった。
2010年05月22日(土)
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