ミドルエイジのビジネスマン
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2011年03月11日(金) 東北地方太平洋沖地震

仙台のことを書いたばかりの翌週金曜日の午後、その週の主要なイベントも全部終え、オフィスで打合せしていると地震があった。最初はいつものことのように軽く受け止めていたが、横揺れはどんどん大きくなり、そこにいた4人はテーブルにしがみついたまま動けない。5分くらいは揺れ続けたと思う。大の男の顔が恐怖に引きつっていた。おそらく、そこにいた全員が、来るべき東海地震が、今まさに起きたのだと覚悟したのではないか。それが、東北地方太平洋沖地震だった。

若い時分の夏休み、三陸の沿岸沿いを車に乗せてもらって北上する旅をした。数々の風光明媚な風景が目に残っている。それら全てが途方もない規模の津波に飲み込まれてしまった。


2011年03月06日(日) 仙台にて

3月5日土曜日、所用があって仙台に出掛けた。新青森行き新幹線の「はやぶさ」登場ということもあってか、自分の乗った「はやて」まで満席だった。仙台も大賑わいで、どれくらい人が出ているかと言うと、午後3時半くらいに喫茶店で一休みしようと思っても、駅前のコーヒーショップは、スターバックスもエクセルシオールカフェも、ドトールでさえ満員という有様で、結局マクドナルドにせざるを得なかったくらいだ。

駅前に、パルコが出来たのは知っていたが、その隣接部分の新幹線高架下を「S-PALⅡ」という高級路線のブランドショップ街にしてしまった。通路自体が、ディズニーランドのように綺麗だった。お隣の山形市からは、20分に一本のシャトル状態の高速バスが通い、片道千円以下で仙台に来れるようになったそうだ。恐るべし仙台。県庁所在地の山形市、福島市は寂れる一方ではなかろうか。果たして、新幹線ブームに沸く青森市の運命はいかに。


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