カリスマ日記、かも?

2002年10月27日(日) へ~い、いらっしゃい!!

 長年この仕事をしていますが、貴重な体験をさせて頂きました。
○○大学に日本中から1000人ほどの人がやって来て、学会が
あるので、そこの受付で荷受をして欲しい、というんです。

午前の集配を速攻でかたずけ、○○大学13号館に向かいました。
 「いひっ、ひっ、ひ~。受付に座っているだけで山のような
  お荷物を集荷・・・!!」
ニヤケて運転している怪しいドライバーさんでした。

受付に座って、準備です。
伝票、シール、釣銭のための小銭など、など、など。
準備万端で、まず一服。 「へ~い、いらっしゃいませ~」

でも、最初の頃は暇でした。皆さん、不思議そうに眺めて通りしぎて
いくだけです。しかし・・。
 
 「あっ、ここで荷物を送れるんですか?」
 「はい、どうぞ!!!」

それからは、もうパニックでした。
 「ちょっと、ちょっと待ってください。」
 「こらぁ!一人ずつやってくれ、いっぺんに
  何人も受け付けできない、ちゅうねん。」

次回は、二人でやろう~。



2002年10月24日(木) なぜか、いびきが・・・。

 集荷や再配で忙しいのに、運転席の後ろから不気味な音がするんです。 
 「ぐ~、ぐ~、う~ん。ぐぅ~~!!」
 「いったいなんじゃろう? 恐いなァ~」
恐る恐る振り向くと、なんと「悲劇の人」Mさんが爆睡しているじゃ、
あ~りませんか。

営業所で午後便の準備をしていたら、Mさんがやってきました。
 「午後、横に乗らせてよ」
Mさんは、午前便だけで帰れる「夢の」早上がりなのに・・。
 「いいですけど、家に帰りたくないんですね。」
 「違うよ~ん!!」

実は、物販のノルマをまだクリアしていないので、「売り歩きたい」
と言うんです。素晴らしいSD魂です。

でも、ず~と冷蔵庫の上で寝てたんですよ。
 「あの~、クール便の荷物を出したいんですけど・・・。」
 「奥にある再配の荷物を取りたいんですけど・・・。」

物販のノルマの悪夢に悩まされるMさん・・、おらも頑張らねば。



2002年10月23日(水) しっかり、聞きましょう。

 新しい体制になってから、初めてのミィーティングが開かれました。
営業関係の話でしたので、私は隅の方で小さくなってました。
 
 とにかく、ヤカマシイ会議でした。
議長の西山グループ長は、近所からクレームが来るんじゃないかと心配
になるほどの大声です。
 「だからよ~、自分達をアピールしなきゃ、駄目なんだよ~!!」
 
しかし、なんと言っても驚いてしまったのはQちゃん(仮名)と
保科君(仮名)ですよ。
彼らと会議に参加するのは初めてなんですが、とにかく「しゃべる、しゃべる」
んです。しかも、人の話しも聞かずに・・・。

 西山 「とにかく収入を増やそうぜ!」
 Qちゃん 「う~ん、明日の研修、嫌だなぁ~」
 保科 「う~ん?○コ主任て、なんだァ??」

もう、みんな大声で勝手に話していて、収拾がつかなくなってきました。
しかし、清水君(仮名)が静かなんです。
 「どうしたのかな?」
ふと、彼を見ると・・・。
しっかり、寝てました。お疲れ様でした。



2002年10月21日(月) ど~ん、とかかって来なさい。

 我がグループに新しく加わった○○町を、いよいよ、あべちゃん(仮名)
が担当する日がやって来て、もう朝から真っ青な顔をしていました。
 「もう、もう、どうしよう・・・」
 「大丈夫だよ、ワシがフォローするから!!」
でも、わたしも、まだまだ○○町を地図がないと走れないのよ・・・。

 「個人集荷、お願いします!」
 「オッケー、住所を言ってケロ~」
 「○○1丁目の○△マンション!」
 「オッケー!」
そして、地図を広げて、お客さんに電話して場所を教えていただいて
 「すんませぇ~ん、別のマンションに来てしまいました!!」

しばらくしたら、私も○○町を担当しなければならないのよね。
しっかり、フォローしてくれよ。



2002年10月18日(金) ズルイ奴だぁ。

 ○△大学の配達に、いよいよQちゃん(仮名)がデビューしました。
他のグループから移ってきたQちゃん(仮名)にはチョット可哀想ですが
みんな、そうやって大きくなったんだよ。

 ○○研究室には、秘密の実験棟があり、○○研究室に配達に伺うと
時々、「あ、これは実験棟に持って行って下さい」と言われるんです。
その実験棟は、○△大学のひろ~いキャンパスの端っこにひっそり
あるので、我々はそのたびに笑顔で、その実験棟までエンジン全開、じゃなくて
安全運転で配達に行くんです。 「ジグジョウ~・・・」

今日も、いきなりQちゃん(仮名)も言われたそうなんです。

 「実験棟の方に持って行って、て言われたんですよ。」
 「よくあるよ、でも、よく場所がわかったね。」
 「ん、ん、ん。そんな所、わかんなぁ~い!!、て言ったら
  勘弁してくれましたよ。」
 「なんだと!!グヤジィ!!」
 「だって、本当に知らないんだも~ん」
 
 「・・・。使える!」
わたしも、次回からはこの手を使いましょう。
 「そんなところ、わかんな~い」



2002年10月12日(土) 元気だしてね。

 我がグループは、新しい人がやって来て、お互いエリアを
覚える為、2人体制でしごとをしています。
横に乗って、新しいエリアを覚えるんです。

今日、私の横に乗っていただいたのは、「とにかく大声の」の西田さん(仮名)
でした。この方は、大変豪快で、何時も元気なんです。

○△大学をいっしょにまわりました。
 「15号館は、自然科学関係ですので、天文学や生物、化学なんかですね。」
 「ふ~ん、へ~ん。」

 「ここは、社会学ですので人類学や歴史学です。」
 「へ~ん、ふ~ん。」

 「8号館、ここは語学関係、外国語や言語学ですね。」
 「は~ん?ふ~ん??」
 
 「ここは、数学関係・・・、どうしました?体調が悪いんですか?」
 「なんか、よくワカンナイョ~~」

普段は豪快な西田さん(仮名)も、「は~ん?ふ~ん??」の連発でした。
でも、大丈夫ですよ、私も本当はよくわかってないんですから。



2002年10月10日(木) 掃除当番もあるでよぉ~。

 10月から我々のグループは、サテライトと呼ばれる様に
なりました。担当エリアも微妙に変わり、グループ員も大幅に
変わってしまいました。

 今でも一緒なのは、「1日5食だけが取柄の」あべちゃんと
最多出場(たぶん)の「悲劇の人」Mさん、そして新人清水君(いずれも
仮名)だけになってしまいました。

 「サテライトの恐ろしさは経験したくなかった!」というのは、
わが社の名言集に載ってますが(嘘です)、とにかく、毎日、愉快な
出来事ばかりで、すっかり、げっそり、ぽっくり、です。なんのこっちゃ。

 ほんの一つだけご紹介しますと、「内勤の事務の方」がいないのよ。
この事実が、いかに恐ろしい事であるかは、とても説明しきれませんが
我がグループの新しい掟が最近できました。
 「早上がりの人は、事務所の掃除をしてから帰ること!」


まだ、いっぱいあるよ~。



2002年10月04日(金) それは、定説です。

 「顔の大きい人は、声もでかい!!」と言うのは自然科学の世界
の定説ですが、新しいグループ長の西本君(仮名)も実に声が
でかいの。

今回の人事異動で、私も新しいエリアを覚えなければならず
西本君(仮名)の横に座って、色々教えてもらいました。
しかも、大声で・・・。

 「ここは、単価が安くてねェ~、ツライッスヨ!ガハハ!」
 「はい、再配達ですね、すぐ行きます、ガハハ!」

そのうち、今度の人事異動の話しになっても
 「マイチャウヨネ~、ガハハ!!」

台車でゴロゴロ走りまわっている時も、周りの人が不思議そうに
振りかえってました。
 「やべぇ、やべぇ!集荷が終んねぇ~よ!」

とにかく、元気な人です。さすがに、シーンとしたエレベーターの中
でもこの調子でしたので、ちょっと、恥ずかしかったの・・・。


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