浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2002年10月12日(土) 日本GP予選/モテギでのイベント

マクニッシュ、大きなケガにならなくてよかった。ラストランやから、決勝ちゃんと出走できるといいですにゃ。こんな大きなクラッシュ起こると、サーキットにいた人達も動揺したでしょうね。赤旗が1時間以上って、最近ありましたっけ。わたしゃネットライブ見てたんですが、早めにマクニッシュの状態がコメントされたんで、ホッとしましたよ。

それにしても恐ろしいのは、ブリジストン100戦目を、自身50回目のPPでむかえた兄さんだよ。
他のドライバー達が路面をキレイにしたセッション半ばにやっと現れて、1回目からサクッと驚愕のタイム。ゾクッとくるような登場の仕方はあいかわらず。しかも、2回目3回目とだめ押しでタイム縮めていく、この恐さ。ミカのようにミハエルと熾烈に競り合うライバルがいたらなお美味しい展開になろうに。頑張ってくれよ〜(^^;)>ウィリアムズ&マクラーレン

フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズと、仲良く並んだ後ろに、琢磨君が来ましたねえ。うん、最終戦でプレッシャーあったろうによく踏ん張ったよ。これを上手く決勝につなげれればなあ。
琢磨がタイムアップすると、フィジコがすかさずそれを塗り替える、っていう繰り返し。やっぱりフィジコという人は、おそろしく速いチームメイトだ。たいへんな1年だったとは思うんだ。
F1界ながめてみれば、チームメイトとの対戦成績は、以後何年もそのドライバーの評価についてまわっちゃう。それでプレッシャーに悩んだり、苦労してる人は多いよね。新人は習熟の時間もなく、すばやく吸収して結果をださなきゃなんない。若手にせまられれば、ベテランはその経験の重要性を見せつけようとする。お互いをこき下ろし、自分を高く買わせる発言もでてくる。でも、みんなそうやって食らいついて、今につなげてきたんだもんな。
運をつかむためには、チャンスが来たときにいつでもそれに手を伸ばせるよう、その足元を支えるものが必要だ。自分の才能を伸ばす努力、知識や経験を吸収すること、そればかりじゃなくて自分自身を高く売りつけることも、レースの世界には必要になってくる。F1界にまだ未知数の自分を買わせデビューさせるのは、高いハードルだ。それを越えたら「有力なスポンサーつき」「才能のわりに格安」「一発の速さがある」「未来の大物」なんてレッテルが貼られていく。それらを利用して、これからも買わせ続けなきゃいけない。
今のところ、琢磨君にくっついてしまったのは「ホンダの後押し」というレッテルだろう。最初はそれでかまわないし、それをしたたかに利用すればいい。ミハエルやハインツ達が「メルセデスの秘蔵っ子」だったように、それを忘れさせるほど活躍すればいいことだ。
なんでも利用して食い下がってお行きよ、いい子でいてもF1界の魑魅魍魎に呑まれちゃいかんぜ。そう念じながら、決勝を待つとしますか。

ツインリンクモテギでは、10/27に琢磨君がゲストのトークショウなどが予定されてるそうな。
またツインリンクモテギIndy Japan 300 mile公開テストが、11/7〜11/9にあるそうな。
IRLチャンプのサム・ホーニッシュJrと女性ドライバー、サラ・フィッシャーによるインディカーのテストが予定されてるそうです。いろいろいわれてるインディカーだけど、実際パワーや走りがどんな感じなんだろう。
このニュースは、インディの日本語オフィシャルページからのもの。来季へ向けての準備は、もう始まりつつありますなあ。

今頃知ったんですが、中野の信ちゃん、16戦マイアミで両手に1度〜2度の火傷をおったそうで、17戦サーファーズパラダイス出場がどうなるか、まだ不確かなようです。順調に回復してるらしいんやけど、心配ですにゃあ。
ドライバーが燃料かぶっちゃうことはしばしばあるにょね。チャンプカーの燃料メタノールの火は水かければすぐ消えるんだけど、燃料よくこぼれるんだよ〜。マシンやドライバーに火がついて大騒ぎって、けっこうある。(メタノールの火は見えないから、どのくらい燃えてるのかわからない)安全対策、もちょっとなんとかしてほしいじょ。(^^;)


2002年10月11日(金) F1ニュースあれこれ

初日のフリー走行、モンちゃんやジャックはかなり大きいクラッシュしたようですなあ。首とか痛めてへんか? 大丈夫か〜?(^^;)
で、そのジャックとモントーヤ、CART/IRLを語る
マイアミ戦に遊びに来てた元チャンプ達のインタビュー。IRLは面白くないというドライバーは多いんですが、2人ともCARTびいき力説してはりますにゃ。
ポロック氏は、ジャックのCART復帰がありえるようなニュアンスの発言やCARTに自チーム立ち上げか?なんてニュースも見ました。F1チームの運営ほどはしんどくないと思うけどさ。ジャックのドライバー人生にとっては、何が一番いいのか。ああいう性格の人やから、思うがままに生きてほしいですがよお。

兄さん、すごむとこわすぎ。ただでさえ真剣な顔すると、怖いんやから。(^^;)
金曜フリー走行の分、ご機嫌のいい顔の写真みつからへなんだわ。調子いまひとつだったのか?
この瞳に私は溺れてしまう。(笑)
GPの時って、瞳を大きく見開いて、すんげーシリアスな顔してる。時には自分の中を見つめているような、くすんだ青の瞳。溺れます。ほんま、ええ男や。
@nif見に行ったら、マクのテストドライバーの噂があるようで。フェラーリのテストドライバーって噂もあったな。(しんどいからヤダ、って言ってたけど(笑))あー、早くシート決まってくれんと、心臓に悪いで。(-_-;)
formula1.comを見に行ったら、ドライバー達のおめでたニュースが載ってました。
モントーヤ、マクニッシュは、シーズン終了後に挙式の予定。ソバカスの可愛いモンちゃんのフィアンセは見たことあるじょ。デ・ラ・ロサ、ユーンは、はじめてのお子さん誕生間近。フィジコは2人目のお子さんが生まれるそうな。
サロの髪が青くなりました。アニメキャラのコスプレのようだと思ってしまった、この青髪。ははは。
琢磨君のメカニックは全員パツキンになったとか? 気合い入れて初ポイント目指すってとこでしょうか。
来季どうなるかわからない人も多いけど、悔いのないよう、いい走りを見せて下さいな。

首を傾げる姿が可愛いミハエル。(「可愛い」に異議申し立ては却下!(笑))
ブリジストンの記者会見の様子ですが、ジャン・トッド、ルビーニョ、琢磨君などと並んだ写真を見かけたら、顔の大きさが違うので遠近感が妙でございましたよん♪

ロス・ブラウン、腰痛で来日せず。やっぱりあの飛びつき抱っこミハエルの勢いで、腰やっちまったんでしょうか。(フラビオも腰やったというウワサがありますが(笑))
腹の上のえらい高い位置に飛びついてたよなあ。あの勢いだとトッドのような小柄な人は、つぶれるか吹っ飛んでしまうことは確実。無邪気なその姿がえらく可愛かったから、当分飛びつき自粛だとチョイ残念。
衛星通信使って指揮するそうで、アメリカGPのピットみたいなモニター群を用意しはるんでしょうか。あの豪華な映像がずらっと? それちょっと見たいわ〜。(^^;)
現場の指揮は、またミハエル組のエンジニアのルカ・バルディセッリが代行。この人そろそろ他の部門に移動したいと希望してるのを、ミハエルや首脳陣がとどめてるというニュースがありました。インタビューを読んだら、エディの前はベルガーのエンジニアをしてたそうで、たしかに現場歴長いわ〜。ミハエル組のトップなんやから、さぞかしミハエル様に忙しく働かされてることやろう。移動の多いGPのロードだけでなく、テストやシュミレーションやデータ分析あるやろから、休む間ない。何年も続けてりゃ疲れるわな。
ロスの代行ってちょびっと昇進?と思ったりして。(ボーナスに『テクニカルディレクター代行手当』とかね(笑))いつかはロリーやロス達の後継者を考えにゃならん日が来るんだ。強くなるほど他チームからの引き抜き攻勢が多くなるから、有望な人は手放せんのでしょう。育てたスタッフの層が薄いと、つまづいてしまった時に目もあてられないよなあ。

モズレーおじさま、シーズン中のチーム間でのドライバー交換案を口にしはったそうな。グッズの種類がやたら増えて、ファンは破産しますで。(笑)
そうなれば『ドライバーズ』チャンピオンシップの側面は強調されるけど、速さや開発力のあるドライバー(格安ならなおよし!)を探してくるのはチーム首脳の眼力と醍醐味やんか。スポンサーにとっても美味しくない。
ウェイト・ハンデ制案は、3強首脳にゃもちろん拒否されてますにゃ。ハンデのおかげで勝ってもチームや自動車メーカーは『技術の勝利』を誇れへんし、開発が進んでポイントをとればハンデになるって、F1という競技の概念がなんか違ってきませんかえ。
苦し紛れな案を出すほどF1界の大物達が悩んでるのか、それともその大胆な案を引っ込めるかわりに別の案を受け入れるようにプレッシャー与える煙幕なのか??


2002年10月08日(火) 引き返す勇気/CARTタイトル決定/アメリカGP雑感/フェラーリ記録更新中

右京さんのエベレスト登頂、頂上を目前にして断念、ということになったようです。天候がかなり崩れたらしいしねえ。ここまで来て残念やったろうけど、挑戦するのも勇気なら状況を冷静に判断して引き返すのも勇気。登山や冒険についての話を思うと、そう感じます。
私が入れ込みはじめた頃には、もうF1から去ってはったのね。どういう走りをするドライバーで、どんな思いを抱いて走ってはったのかは、よく知りません。彼の走りというと、ルマンくらいしか見ていないんですわ。(だもんだから、私自身はファンともいえへんし、応援メッセージつい遠慮しちゃってカキコできないうちにこのニュースになっちゃった。(^^;))
F1やルマンでは、周囲の状況に不利な面が多かった。インタビューを読むと、そういう壁の存在を強く感じてはったように思う。
その彼が今は、1対1で山に向かいあってはる。自分自身の力で勝ち取っていくことの出来る手応えを、求めてはるんやろうか。

CARTでは、クリスチアーノ・ダ・マッタがタイトル獲得。
彼については、トヨタF1の来季ドライバーのウワサが高いっすね。虎ちゃんの言ってた『トヨタのプラグラム』で、同時期にF1テスト走行してたんだよな。
もしこのプログラムからF1参戦が決定するなら、『F1ドライバーにステップアップする可能性』がトヨタが参戦する他カテゴリーのドライバー達の前に開ける。F1や欧州のレースしか眼中にないドライバー達を、来季から参戦するIRLの方に引っ張っていける。ってなメリットが出てくるか。
ドライバー変更の決定がどの程度トヨタ本社の意向かわからへんけど、新興チームを成長させるには、3強チームのノウハウがほしい。サロはフェラーリを体験してるけど、それはミハエル休養中の短い期間だった。パニスは、マクラーレンのテストドライバーとして評価が高かった。経験の長いパニスがマシン開発に貢献できるから、もうひとりは『速さ』『将来性』で新人を選んでもいい状況ではある。
ダ・マッタとタイトルを争ったブルーノ・ジュンケイラは、元ウィリアムズのテストドライバー。モントーヤと入れ替わりで、ターゲット・チップ・ガナッシに移籍した。
そのモントーヤも、ザナルディと入れ替わりにウィリアムズからチップ・ガナッシに行ったんだもんな。ひさびさにF1マシンに乗るザナルディの相棒が経験のないドライバーでは困るから、ラルフと契約したんだそうな。テストドライバーであったモントーヤは、そのおかげでCARTに修行に出された印象だ。まさかあんなにセンセーショナルな活躍を見せるとは、チップ・ガナッシもウィリアムズも考えてなかったろうけれど。有望で元気のいい新人をたくさんキープしときたいウィリアムズにとっては、願ってもない状況だったろう。
モントーヤに続いてダ・マッタがF1に来るなら、CARTがF1へのステップアップへの道という印象が強くなるかも。
ジャック、ザナルディ、モントーヤ、ジル・ド・フェラン、CARTのチャンピオン達が次々と他カテゴリーに移ってしまうことは、CARTファンにとっては残念なことだろうし、これも動員数などに影響を与えたかもしれない。
応援してたドライバー達が、F1に来るとうれしいけどさ。CARTはこれからどうなってしまうんだろうって不安が消えないのさ。

そろそろ鈴鹿への出発準備をはじめてる人が多いかな。今年は天気もよさそうで、温度は平年より高めだとか。じっくり生の迫力を堪能して、楽しく応援してきて下さい。
このごろ上位の競り合いやバトルがなかなかないから、今シーズンの締めくくりにうっとりするような素晴らしいバトルを見たいものですにゃあ。
今頃アメリカGPの印象ってのは遅いかもしれへんけど、書きそびれてたのが気になってたので。(^^;)
あの時「あっ、ミハエル、バトル欠乏症で頭壊れた〜? どうしよう、へんなふうに壊れちゃったよー」と口走ってしまった私。2位なのに表彰台前後はご機嫌ヨロシ(というか躁状態?)で笑ってるし、記者会見の発言は(そん時の表情はわからんけど)人食ってるし、よりにもよって場所はバトル好きなアメリカやがな。ルビーニョの選手権2位を祝うのにこう来やがるか、なんという皮肉な!と笑ってしまったのですよ。
前にルビーニョの後ろでファステストたたき出して(「シルバーストーンのお返し」言うて)たっしょ。『勝てる』余力のあることを、共倒れ防止のオーダーだけがそれを阻んでると、見せつけて遊んでた。インディアナポリスでも、最終コーナーまですべての局面で勝っていたことが明らかやから、ケラケラ笑ってたか? 競って勝ちをさらっていくの好きな人やから、オーダーで『勝利』の意味が曖昧になった分、別の方向にボウボウ燃えてるんちゃうか? オーダーについての批判、オーダーを出し続けてるのに変わっていく周囲の評価、そんなものを笑って遊んでるんちゃうか? ライバルとちゃんとバトルさせてやんないと、兄さんもっと壊れちゃう? ....なーんて思ったわけさ。(^^;)
『ミハエルがフィニッシュラインを勘違い』説、『譲ってもらえるとルビーニョが勘違い』説など、どっちもあり得るしドジだったのかもしれないとも思う。もし仮にドジッてたとしても、フェラーリのようにチームの意向を優先するチームでこれやっちまって、ヤバイのはどっちかいうたら、ルーベンスやないかと。
ルーベンス自身まわりのフォローが必要な性格なんやろうけど、スクーデリア・フェラーリを惚れ込ませちゃった勝負の鬼ミハエル様が相手なんやから、言動に気ぃつけんと後がこわいでぇ。(^^;)>ルビーニョ
まあ、狙ってたんであろうとドジであろうと、私自身が余裕ぶっこいて大笑いしてられるのは、自分自身が勝ち負けにこだわってないからだよな。(ショックを受けた人は多いと思うけれど)ミハエル兄さんは、最後の数十センチのぞいて勝っていたからね。
現在のフェラーリの哲学を考えれば、1位と2位にどんな違いがあるねん!と感じてるわけ。


前にも書いたけど、連続入賞や連続ポディウム記録は、ミハエル、フェラーリともに2位以下を引き離して記録更新中。
アメリカGP終了の時点で、ミハエル連続入賞21回、連続ポディウム18回。鈴鹿で3位以内なら、2002年シーズン全表彰台というとんでもない記録になるですだ。
フェラーリ連続完走記録が69回。今年のマシンは冷却系よさそうだし、レース後半にマシンをいたわってペースダウンする余裕があるから、アクシデントがない限りWリタイヤはなさそうな。70戦連続完走いけちゃうか?
フェラーリの連続入賞&ポディウム記録は52回。....これに追いつくのだけで3シーズン以上かかるんやから、この記録破るチームはいつ出てくるんでしょ?って感じやね。
フェラーリ1−2は、アメリカGPが今年8回目。すべてF2002投入後なんやから、恐ろしいマシンですわなあ。
10年〜20年後に振り返れば、「伝説の〜」なんて書かれちゃう時代かもしれない。つーか、ライバルさん達が壊れすぎてくれて、ガックリなレース多かったんやが。(T▽T)
こんだけ表彰台を占有していたら、他チームの出る幕がない。今年、フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンの3強チーム以外で表彰台に上がったのは、なんとエディちゃんだけってんだから、そりゃあ大猫にエディ残留なんてウワサが出るってモンツァ。(笑)

バーニーやモズレーがタイムズ誌等で、レギュレーション変更プランを口にしたようです。視聴率や観客動員数、コスト増で危機にあるチームの増加をなんとかしたいらしい。
予選を金・土の2日の合計にするとか、ウェイト・ハンデ制とか、ポイント制変更とか。「ゴメンねー、兄さん強すぎて(^^;)」と苦笑いしてしまう。えーと、予選が2日になると、雨で大波乱へるんちゃう。ウェイトでハンデって、それもなんだかショウのためって感じ?(笑)
単なるプランにすぎないやろし、全チームの合意が得られるかどうかは....反対するチームはきっとおるわね。(^^;)


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