浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2003年02月12日(水) 開幕が近いから浮上しなくちゃ

フジのCSの方では特番あれこれするようだし、地上波も関東は開幕戦が予選:8日深夜25:45〜、決勝3月9日16:00〜、となったもよう。
さて関西の地上波はどうなるやら。それにCARTやIRLの放映もどうなるか、気になる〜。
あとしばらくたたないと、まだTVガイドのたぐいにも掲載してないからなあ。(^^;)

ミモ・ギドリーにシートを! ファンが募金を開始
ファン心理がわかるというか、ひと事じゃあねえからなあ。アメリカらしくて微笑ましいなあ、と思いながらも、なんとなく苦笑い。
いや、もしこれが自分の愛するドライバーについてだったら、わたしゃどうするだろう?と思ったんですよ。能動的な活動するファンじゃないからなあ。
ファンの人気ゲットする要素と、レーサーとしての実力と、契約をゲットするマネージメント能力は、イコールとはかぎらんのよなー。トップフォーミュラじゃどれを欠いてもアカンのよなー。と、♪ひねくれてー星を見上げたーボクなーのさー(タイガーマスクかいっ)

エディとファーマン一家の縁
エディにチャンスを与えた恩人がパパで、エディのあきらめたシートを得たのが息子。これ思うと、不思議な縁がめぐり来てるように感じてしまいます。♪めぐるめぐる〜、めぐる因果のいーとーぐーるーま〜(今度は八犬伝かいっ)


理想としてはさ、愛しい人だからこそ、自分で道を切り開く強さやしたたかさを見せてほしいのよね。そんでもって、何度でも惚れ直させてほしいのよ。
リザルトじゃないさ。どんな道選んでも、それが彼自身の選んだ道なら、彼らしい生き様なら、ボロボロになって戦ってても、きっと惚れなおすさ。


2003年02月11日(火) HANSに座布団

HANSに座布団つけてみました
ミハエル、アンタはヒトより首長いもんなあ。なで肩だから座布団はいるよなー。つくづくレギュにあったボディしとるよナー。....と思ってしまう私は、これでもファンだ。(笑)

フェラーリのテスト君にブルティ押しのけて就任したマッサが、ついでにザウバーもテスト&リザーブドライバー契約しちゃうらしいというニュースで、なんだかどんどんフェラーリのセカンドチーム化しちゃいそうなスイスのチーム。うーん、どーいう契約なんだか、えらい密着してますな。(^^;)
エンジン&ギアのテスト等、フェラーリからも支援スタッフが来てるそうですが、どーなんでしょうねえ、そっちから求められるテストとかもあるんでしょうかねえ。
そいえば、ここは最初メルセデスがF1に挑戦するためのチームやったんよね。メルセデスが離れてから、F1界に生き残って上のチームに追いつく道を見つけていくのはたいへんやったろう。
テスト君で持ち込む資金の問題とか規模を大きくしてこけちゃうチームとかいろいろあったんで、バブル化せずこつこつやってきたザウバーには頑張ってほしいところです。


2003年02月07日(金) 終末時計

終末時計、現在は7分前。
私らはこの時計とともに生きてきた。終末や破滅の予感におののきながら育ってきた。
1年ほど前、「2分針が進んだ」と聞いたときは、心臓が凍った。一方で、「この前まで9分前に戻っていたんだ」と希望をかみしめた。この先、針は何分進むのだろう。
終末時計を思うと、条件反射のようにひとつの曲が浮かぶ。スティングの「ロシアンズ」だ。ロシア人達も彼らの子供を愛しているに違いない....。歌声が響く。そう、その頃は、破滅が訪れるなら火元は東西の冷戦だ、と誰もが思っていた。
何度も、暗い夜に目にしたプロモーションビデオ。白黒の映像の中、銃を捧げ軍靴が行進する。苦悩にゆがむ老いた顔。「午前零時」に近づく秒針。繰り返し現れる時計が、針を刻む様。
あのメロディを思い出して、そして、私は泣くのだ。誰もがわかっているのにどうにもならない歯がゆさ、ひとりの力の無力さ。どこで事態がかけ違ってしまったのかという怒り。最終兵器を作って脅しあうこんな世界を作ってしまったヒトという種への憤り。こんな恐怖の中の均衡で平和を維持してる世界に、子供達にそれでもなんとか生きのびていけという、先人達への憤り。
ああ、でもわしら、とっくにその、手をこまねいて世界を破滅させるかもしれない世代、世界の動きを背負ってる世代に、なっちまってたんだよな。
わしらは、核兵器や放射線がどのようにヒトのカラダを破壊するかを知っている。化学兵器がヒトとその子供達になにをしたかを知っている。生物兵器の恐怖を知っている。戦争や兵器が、カラダだけでなく心や魂を病ませていくことも知っている。対立する民族や宗教・思想への憎しみが、どんな野蛮さと悲劇を生んできたかも知っている。
終末時計の針を進めるのも戻すのも、わしらの世代の役目なんだよな。時には思うのさ。それが恐ろしくて、泣くのかもしれないと。

ああ、まだ頭の中にエンドレスで響いてやがる。<ロシアンズ
しかたない。今日はその響きとともに眠るさ。


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