浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2003年02月21日(金) ライブ火災/SAYONARAもなく..../初期化の危機?

米のクラブで、GREAT WHITEのライブ中に火災がが起こっていまいました。行方不明者が多く、現時点で死者は96名。R.I.P.
バンドのギタリストTY LONGLEYも行方不明だとか。
米Yahoo!(AP)の詳細なレポートはこちら
ライブ中に使用したパイロ(花火・炎などの特殊効果)の火が火事の原因で、この会場はスプリンクラーの設備もなく、消防法ではパイロの使用はできないとされていた建築物だったそうです。
パイロ使用について、許可を取らずバンドが使用したとするステートメントを出したクラブ側、事前にクラブ側に確認をしたというバンドのマネージメント側、双方の言い分が食い違っています。おそらく火災の責任の所在について、これから訴訟が起こるだろうと思いますが。ああ、やりきれないなあ。
こんな惨劇が起こってしまったことは悲しい。大好きな音を楽しみにいったファンや、彼らに大きな喜びを与えようとステージに立ったミュージシャン達が負った傷を思うと、ほんとうにやりきれない。

ライブで、日常のつらいことを忘れさせるような夢のような時間を過ごしてほしいんだ、と多くのバンドが言う。それを演出する大がかりなショウやステージセットをどこの国のファンにも見てもらいたいから、会場の規模を選ぶバンドも多い。
多くのバンドが日本の消防法でパイロが使えない代用を他の演出効果でおぎなったりするが、来日するなら他の国と同じようにどうしてもライブにパイロを使いたいというバンドもいる。
そんなバンドのライブを見たことがあるけれど、彼らの使うパイロは大きく見事で、ステージの下にいても熱気が顔に吹きつけるようだった。おそらくステージの上にいるミュージシャン達の身体には、もっと熱い熱が吹きつけていたろう。大汗をかきながら、素晴らしい音を奏でてくれる彼らの姿は、とても素晴らしかった。会場の他のファンに小さな花火を分けてもらって、星の海のようになった会場を見たこともある。
人の手によって完全なコントロール下にある「火」は、私達の身体に、血に、心に、熱くあたたかいものを与えてくれる。
「火」は怖いものではない。コントロール出来ない状態となった火がおそろしいだけだ。
パイロを使用するバンド達は、プロのツァークルーを雇って細心の準備をするものだ。会場で起こるトラブルの危険を防ぐために、カメラやレコーダーのチェックだけでなく、アルコールやナイフ・危険物等の持ち込みチェックをする会場は、海外には多かった。
こんな事故が起きると、ロック系バンド達に対する偏見がまた厳しくなるかな、と思ってしまった。

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アズエフのアダム・クーパーの記事を読んで、スミッコのテーブルの下にもぐり込んだ犬っころのようにスンスンとすすり泣きたくなってしまった。
SAYONARAを言う機会さえなかったんだよな。(T_T)<エディ
まあ、落ち込んでいてもエディの進路が決まるわけではないので、SAYONARAを言わない別れならいつか再会することもあるさ、とムリヤリ考えの方向をかえとこう。ふう、テスト&リザーブドライバー決まってないところの新人さんがドジッたらどこか拾ってくれんかしら?なーんて思ったりしながら〜。(^^;)
でも、記事を読みながら、ここ数年でF1界から去っていったベテランドライバー達を思うのね。「おまえがほしい」「おまえが必要だ」と切望されない状況は、トップチームで実績を上げてきたドライバー達のプライドには、どれほどの痛みだったのか。経験のない若い子達に混じって、ひざまづいて頼んだり出来やしない。いくら走ってほしくても、そんなことをさせるのは望むのは、とてもつらい。そう感じたりしてしまったのね。
まあ、どういう道でも彼らが幸せならいいさ〜、とミカさんのラリー参戦記事を読みながら思ったりするのであった。
F1グランプリ特集のコラムには、エディがハリウッドによく出没して映画出演オファーされてるらしい、なんて噂。女優ナンパしたんじゃねえの?とまず思ってしまった私はこれでもファンだ。(笑)
マジな話なら面白いし、たとえ女優ナンパでもニュースが入ればこちらは嬉しい。隠遁生活なんぞせずに、頑張って出没して下されや。
アズエフには、エンリコ・ザナリーニがフィジコのマネージメントをやることになったというニュース。アダムの記事では、エンリコとジョーダンのスポンサーの縁も深そうだし。エンリコは、前に日本人ドライバー(光貞くんだったか)の向こうでの手伝いもしてたはず。
エディは、マネージャーのエンリコとマネージメントの会社やらなんやら、あれこれいっしょに仕事してたんだよな。そっち方面に力入れていくという選択肢もあるか?
こちらの方も、まあ続報を楽しみにしておこう。

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と、ここまで書いて入力しようとしたら、フリーズした。しかも再起動出来なくなりやがるし。(滝汗)
うわーん、HD不調やったから、てっきりクラッシュしたと思ったよ〜。(泣)
また初期化せんならんかと準備しかけて、いったん電源切って起動したところで元に戻り、ホッと一息。
私全然バックアップの準備してないのよね。初期化数回やってて、まだこりねえ馬鹿。(^^;)
ブックマーク壊したら、再訪問のツテがなくなるサイトや板もあるしなあ。書きかけでHPにUPも印刷もしてない書類多いし。
はああ、そろそろHDがトラブル多くなってきたから、バックアップの準備始めないと非常にヤバイっす。


2003年02月20日(木) ラルフとトヨタ?/日本映画にほしいもの

ラルフの将来についてのウィリー・ウェバーの発言
Ananovaの元記事はこちら
どうやら、トヨタとの話し合いを計画している様子。ウェバーのことだから、おそらくウィリアムズとの契約更改や他チームからの打診を視野にすえての発言でしょう。
相手がトヨタとなれば、F1界ではすでにトップ3の高さのラルフの契約金が、またつり上がる可能性が出てくるわけだ。(笑)
でもなあ、ウィリアムズは契約金が高くなりすぎると放出しかねないチームだし、トヨタがここ数年でタイトル争いにからむ可能性は小さい。今年タイトル争いに勝ち残らなければ、チャンスを失うことになりかねない。
移籍は、リスキーな賭けだ。するなら、チャンピオン取ってからだじょ。愚痴ってないで、モントーヤにも勝ちなさいよね。(^^;)

まあ、ラルフってのは、F1界にはめずらしく母国エンジン使って母国のアイドルになれる可能性のあるドライバーだわな。
自国系チームにいるのは、ラルフ・ファーマン(英・アイルランド2重国籍らしい)くらいか。クルサードは、英国人つってもスコットランドの人やし。チームオーナーと同国人ってドライバーは何人かいるけど、その人脈とか集めてるスポンサーにアピールしやすいのかもしれない。
日系チームに日本人ドライバーを....というのは、誰もが望むことやろうけど、まだまだむずかしいだろうな。
ドイツを中心にすえて欧州でのイメージをあげセールス拡大につなげるのが、ケルンにトヨタが本拠地を置いてF1参戦した理由。ホンダは、何年もの成績不振に悩んでる最中。
視聴者にとってはチームのイメージよりドライバーの方がインパクトあるから、自国のドライバーを乗せてコケさせたら、国外では「同国人だからあんな新人を乗せるのか」と言われ、国内では「エンジン(orシャシー)が悪いからドライバーが活躍できない」と言われちゃう。
自動車メーカー系チームのイメージをあげなきゃならんから、たいへんだべなあ。
少しでも上位を狙いたいチームが、トップチームに在籍するドライバーに声をかけていくのは、当然のこと。開発の知識もほしい。速さに確信をもてるドライバーもほしい。
たぶん、トヨタもホンダも(ジャガーあたりも)3強チームのドライバーには、まんべんなく声かけてるんだろうと思う。マクラーレンがタイトルに手をかけてた時のロン・デニスだって、「トップドライバーには、いちおう打診してみるのが義務だから」と、ライバルチームのミハエルに声かけてたことあったもんな。(^^;)
ミハエルは契約金がとんでもなくつり上がっちゃったし、もう年齢的にも長期計画向きではないだろうな。それに、たぶん本人に移籍したい気持ちはないでしょ。フェラーリでさえ5年かかったんだから。(笑)
モントーヤは、トヨタとの縁もあるけど、開発/セットアップ方面にまだ勉強が必要なようす。キミちゃんもまだF1での経験は短い。
もし私がお金持ってるチームオーナーなら、長期開発計画に貢献しそうなドライバーとして狙うのは、後から入った子達に迫られて苦しんでるベテランのラルフやクルサードかな。ルーベンスは今のところフェラーリでミハエルを倒してタイトルや契約更新を得ることを狙ってるだろうけど、ミハエルとの力関係次第でしんどくなってくるかもしれないから、ここも狙い目。(笑)
今のチームでタイトルを狙える可能性があるとはいえ、チーム内でのドライバー間の力関係や評価、チームとの意見の相違などがあると、彼らの将来の道がどう転ぶかはわかりまへんね。3強に空いた席が出来ると、タイトル争いに顔を出す顔ぶれに変化があって、それも楽しいんだけどねえ。(^^;)
ああ、そうだ。フィジケラも3強チームのシートに1度は乗せてみたいドライバーですわ。でも、彼は「もし私がチームオーナーだったら....」のリストには入らないんですな。だって、トゥルーリと並んで、不運に憑かれてるドライバーなんですもの〜。(こらこら)
「ミハエルが通りすぎた後にはペンペン草も残らない」と言われた状態のベネトンに移籍して長くとどまり、ジョーダンの危機に移籍。移籍先の見極めって、ドライバーの運命を左右しちまうよね。
元チームメイトのラルフの場合、チャンピオン経験者のヒルがジョーダンに来て、その知識を吸収したり、彼と比較した速さのポテンシャルを見せる機会が、移籍にプラスに働いたのかもしれない。フィジコは今までのチームメイトすべてに勝ってきたけど、若手ばかりだったからなあ。
トップチームで先輩ドライバー達に鍛えられたら、いったいどこまでやれるのか、見てみたいです。

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先日『ひとりごと』に『日本映画って....』を追加したんですが、たまたま選んだ映画が悪いのか、好みの方向が違っているのか、日本映画に対する印象はよくないんですな。
夕べもチャットでおしゃべりしてたんやけど、昔の映画や役者は雰囲気があってよかったねー、なんていつも思っちゃうんですよ。
最近は、いわゆる「2時間ドラマ」とどこが違うの?って思う映画多くないですか?
今回映画ネタにとり上げた『たそがれ清兵衛』で、なんとかそこそこ満足できるかなー、でも食い足りないところが多くてもったいなさ過ぎるよなあ、起爆力たらねえよなー、という感じ。前に感想を書いた『陰陽師』よりゃあ、はるかに出来はいい。監督が新しい分野に挑戦する意欲が感じられ、時代考証もしっかり追求し、きちんと基本はおさえてる映画。そこは間違いない。
んでも、これが国内の賞を総なめと聞いて、あらためて唖然としたのよ。これが日本を代表する映画なの?日本映画ってそんなもんなの?って。
それとも映画にワシの求めるところが、国内の映画人達とは違うの?

わたしゃ、名作映画や話題の映画も本数見てないし、映画マニアとはとてもいいがたいです。
でも、日本映画界がこれから映画館に足を運ばせる努力をしなきゃいけないのは、マニアでなく一般の人達の層だと思うのよ。
「どうせすぐTVで放映するからイイや」と思わせずに、映画の封切りやビデオ発売や名画座での上映が待ちきれない気持ちにさせなきゃ。
ちょっぴりよけいに金のかかった「2時間ドラマ」みたいな映画作ってばかりいたら、どうしてそれが出来るの?

わたしゃ、アニメと特撮ものと刑事物と時代劇と海外ドラマをTVで見て育った人間です。アニメ好きやし、美形好きやし、SFXフェチやし、恋愛ものは苦手や。(笑)
美意識の感じられない画面や物語の作りを見ると無駄に費やされた製作費に腹が立つし、エンターテインメントと両立できない芸術性なんてクソ食らえ!と思ってるし、天の邪鬼にタテヨコナナメからひっくり返してみるのが好きですよ。
だから、好きな映画でも完全な満足を得られるものは少ないですがねえ。
そんでもさあ、その映像にうっとりしたい。物語にドキドキしたい。だまされて驚かされたい。何度でも見たくなるような魅力にノックアウトされたい。好きな俳優には、いい映画で活躍させてあげたい。そんだけなんですけどね。


2003年02月17日(月) HELLOWEENメンバーチェンジ/ああ、ミナルディ

HELLOWEENオフィシャルサイトを見に行ってみましたら、どうやらまたドラマーがかわったようで。
一時的な助っ人なのか、正式加入なのかは、続報を待たないとわかりませんが。
後任のステファン・シュバルツマンって、U.D.O.や再結成ACCEPTで叩いてた人かいなあ。うーみゅ、顔が思い出せまへん。(^^;)

ドラマーはバンドの(特にライブでは)カナメであるポジションですから、ギタリストやヴォーカリスト、ソングライターの変更ほどの派手な音楽性の変化はなくても、微妙にノリが違っちゃうことがあります。ドラマーによって、前ノリ、後ノリ、あれこれあるみたいだし。同じドラムセットを使っても、叩く人のパワーですごい差が出てしまう。だから、アルバムやツァーだけの助っ人渡り鳥なドラマーさんもいたりするんですが。(掛け持ちでバイトしないと生活できないバンドも多いですから)
わたしゃライブで、あまりの違いにノリ損ねたことは多いですがね。いつもは気にしないんだけど、ドラムの印象的な曲のあるバンドだと、微妙なノリの違いが気になってしまう。
蠍団のハーマン・ラレベル、HELLOWEENのインゴ・シュビヒテンベルグ、GAMMA RAYのウリ・カッシュ、....。それぞれの時代の彼らの音、フィルインの組立や手数、タイム感、それらが醸し出していく曲のノリ。それがどうしても忘れがたい。
まー、ホントに単なる好みの問題なんで、どんなに上手くてパワーがあっても、コージー・パウエルのような乾いた硬質の音は苦手だったりしますけどね。
わりと好きなのは、ちょっと湿った感じの音で、フィルインの手数が多く手さばき速くて、んでもちろん怒涛のツー・バス。静と動のメリハリがドラマティックならなおよし。
バスドラの音が、風圧となって顔面を襲い、骨に、腹の底に、ずんずん響いてくる。その振動に突き上げられ、血が熱くなっていく。ライブっちゅーのは、頭や耳だけでなく、骨盤で聞くんだよなー、と思ったりします。(笑)

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タイヤ契約ができずF3000用スリックタイヤでテストしていたミナルディが、やっとブリジストンと契約できたもよう。
ところが、どうやらまだコスワースへのエンジンリース料を払い込めてないという話。何とか開幕までには支払いをやりくりする予定のようですが、下手したら去年のアロウズの二の舞になっちゃうからなあ。
今年は予選方式もかわってTVに映る時間も確保でき、金曜フリー走行でスポンサーつきテスト君集めのチャンスもあり、コスワースエンジンやヨス番長と契約し、スポンサー集めにアピール出来る面は増えたものの、トヨタにブルナー達をひっこぬかれたのが開発方面にどこまで響いてくるか。
心配の、タネはつきまじ、ミナルディ。

授賞式に行ったサラちゃんとミハエル様、プロスト教授
ドレスアップしたサラちゃん、肩のあたりむちむちだけど可愛いなあ。体育会系の健康美ですにゃ。
黒づくめのミハエル、....いつもの私服よりいいかも。色や柄使うの下手なのよねー。(笑)
ホンに、ミハエルという人は、似合う私服姿がなかなか見られません。
顔や首、手首足首から先は細身で華奢に見えるのに、おそろしく厚い胸板やもも肉。メリハリが強すぎて、既製の服におさめるにはちょいとバランス悪いんですな。
首が長く肩はなで気味だから、ああいうエリで肩章のあるレーシングスーツ姿が一番似合う。でなければ、サッカーウェアとかランニングとか、やっぱり体育会系か制服系ファッション。(^^;)
ええ、あの体型に初めて気がついたときは、現実の人間でこんな見事なS字腰めったにねえぞ!と驚いたものです。安彦さんや湖川さん、あるいは天野さんの絵の中から抜け出してきたような、S字を描く背中から腰のライン。この男子体操吊り輪と鞍馬と平行棒を、旧東側陣営の美ボディ選手達をこよなく愛する筋骨マニアの私だって、あれほど見事なS字腰体型美肉にあんな細面に端正な印象の顔がくっついてるお人なんざ見たことありませんってば。(笑)


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