浪漫のカケラもありゃしねえっ!
DiaryINDEX|past|will
2003年03月01日(土) |
予選でどうかわる?/インディラップアワード・オークション/携帯ページ作りたいけど.... |
FIA、予選ルーティーンを発表。 というわけで、ヨーイ、ドン!から30秒以内にコースインできないと予選資格を失うらしいっすね。107%ルールはなくなるようですが、こりゃあ神経を使うことになってたいへんだ。 で、こんな記事も出てます。 開幕戦、ミナルディがポールの可能性も? スポンサーにアピールするために、レース捨てて予選に賭ける?(笑) そういう手もアリか、とこんなこと言ってるジャガーも考慮したことだろう。ヒトが他者を激しく攻撃するときは、隠された願望や拒みたい誘惑とか、おのがプライドと生き残りへのあがきとかさ、その心理になんかあるんでないかとかんぐっちまう。 ジャガーは、同じコスワースエンジンのアロウズに昨年やられ、今季は昨年タイプのエンジン支給したジョーダンやミナルディ(どっちも資金難でヨロヨロだ)に負けるわけにはいかない。本気で攻撃したいのは、ミナルディよりジョーダンだろうと思う。 なんせジョーダンは、ジャガーの母体となったスチュワートより、グランプリの経験や実績を積んでいる。同じフォードグループの中で米フォードに支援されてるのがジャガーで、欧州フォードはいつまでも成績の上がらないジャガーに飽きたらず、ジョーダンを後押ししてエンジン使用料をスポンサーとして負担したという噂だ。ジョーダンオヤジも、ワークス待遇やらフォード支援の対象を乗り換えさせるプランを狙っていることだろう。これはホンダ相手にもやってたよな。 資金難に追いつめられたなら、こういう戦略を誰かやりそうな気がしないでもない。(特にジョーダンオヤジとか) でも、トップチームだって黙っちゃいないでしょう。ピットインのロスが少ないサーキットなら、片方のドライバーに軽めの燃料でライバル撹乱させたり、空いてるスペースでタイム稼がせたり。....こういうの、いまごろロスがあれこれ計算させてるんだろな〜。(^^;) 燃料搭載料とタイムのシュミレーションとか、すっかり川井ちゃんにまかせてたのに、今年は彼が地上波じゃないのが悩むわー。(笑) まあ、ともかく、『世界最速のマシン&ドライバー』が『予選最速のPP』とは限らないかもしれないのが、今季からのF1だ。PPについては、記録を持ってるセナの時代とは同列に考えにくいだろうな。 通算獲得ポイントは、変更になる前にミハエルがプロスト教授の記録を破ったけどさ。ポイント制の変更で通算獲得ポイントの重さもかわってしまった。下位・中団チームや新人ドライバー達にとっては、コイツは大きい。先人達の記録が、ちょっぴり破りやすくなったのは確かだ。2002年以前と今季以降にも活躍するドライバー達のポイントを、同じ重さには考えられない。 すっかりリセットされたF1界って気がしませんかね?
INDY JAPAN ラップアワードオークション。 モテギでのIRLレースのスポンサー集めです。けっこう特典もついてるなあ。 CARTでもこういうラップアワードの話を聞いたことがあります。各周回のラップリーダーへ賞金が出るんですな。ファンがこういうカタチで参加できるレース、っていうのは、他カテゴリーと違う楽しみがあるかもしれません。 燃料補給やイエローのタイミングもありますが、誰がラップリーダーになるか競う熱気が増そうってもので。 大好きなドライバーに賞があげられるかどうかは、レースになってみないとわからないギャンブルですが。(笑)
--
こういう携帯タグ解説のページを見つけたんだけれど、今のところ各社の携帯には多種多様なタグが出ていて、共通するページを作るのは手間がかかりそう。相互乗り入れが簡便なHTML言語に、早く統一してもらえぬものか。しかし、そうなると古い機種の使用者は置いて行かれるし。(悩) UnixやMacやWinに、モザイクやネスケやIEが乗り始めたころは、もうHTMLはバージョン3くらいになっとりましたかいな。日進月歩でPCの処理速度やソフトの互換性やら回線が改善されていったこともあると思いますが、早めに共通言語が広く提案されたのが大きかったんじゃないかと。 携帯電話でのWeb閲覧は、限られたパケット、限られた画面の大きさ、機種依存の絵文字やWeb言語など、いろいろ限定された部分がありますわな。 それでいかに楽しいページを作れるか、挑戦するのは面白そうだけれど....。 ああっ、わたしゃやっぱりオフラインでいつでも手元で読んで確かめられる紙メディアの方が使いやすいかも〜。(^^;) 自分ちのHPはタグで書いてますが、これは一度見本ページつくっちまえば、それを雛形に増やしていけるもので。携帯用にするには、また雛形を考えねばならんかな。
↑エンピツ投票ボタン My追加
2003年02月24日(月) |
開幕直前イベント/ミハエルがザウバーのレーシングスーツを着てた夢 |
F1の開幕が近づき、開幕直前イベントが開催されるもよう。 ラッキーストライクBARホンダ・F1キックオフ・イベント こちらは琢磨君がゲストに来るらしい。 アムラックス&メガウェブでトヨタF1応援イベント 東京の方には、パニス、ダ・マッタ、ゾンタもトークショウに来るそうな。 まあ、お近くの人は行ってご覧になったら、楽しいんじゃないかと。 ホンダやトヨタのお人達とあれこれ打ち合わせもあるんでしょうかねえ。時差の差があるオーストラリア、日本に早めにきて時差ボケと体調整えながら、って感じでしょうか。 インタビューなどたっぷり見る機会がTV放映でもあればいいんですが。(ニュースとか特番とか。地上波のレース時間を削るのはイヤよ〜!)
--
ひさしぶりのF1の夢話。たぶん、母国マシンに乗れなかったブーデのことを思いながら寝たのが原因かとも思うんだ。 こういうのを喜んで読んでくれる人がいるかどうかわからんけれど、妄想バカッぷり炸裂をひとりで恥ずかしがってても悶々とするばかり。バカ話に笑っていただければ、本望でありますことよ。
夢の中のF1では、なぜか一騎打ちといった要素が強く、わずかな台数(3〜4台くらい?)で決定戦が行われる気配。 フェラーリの対抗馬は、もちろんウィリアムズとマクラーレンの英独混合チームの代表らしい。ザウバーはすっかりフェラーリのBチーム化している。(^^;) 規定が変更になったせいか、フェラーリのマシンが動かないわ、Tカーはないわ。ここで、大昔のF1みたいに「乗り替え」オファーされるという強引な展開。で、ペーター・ザウバーがハインツに言うんだよ。「すまないが、君のマシンをミハエルに乗ってもらっていいかね?」(我ながら、ひでえ夢だよな〜(^^;)) ハインツ(夢の中で私は彼と一体化してる)は、仕方ねえなあ、こうするしかないよなあ、などと思いながらミハエルを呼びにいく。ニックとふたりで待っていると、彼がドアを開けてこちらに歩いてくる姿を見て驚く。 ミハエルは、フェラーリの赤いレーシングスーツではなく、違う色のレーシングスーツを着て現れたんだ。過去に彼が着たレーシングスーツの色と似てるようでもあるが、ジョーダンのエメラルドグリーンでも、ベネトンのイエローでもブルーでもない。それは古くボロボロになっていて、夢の中の私は、彼がついに着る機会のなかった「ザウバー/メルセデスのF1プログラム」のレーシングスーツを取り出してきたんだと感じる。(けっきょくF1では乗ってないんだから、なんで持ってるのか(笑)) 一言二言会話して、マシンに乗る前に着替えなきゃならないのはわかってるけど「今だけはこれを着ていたい」と彼が言う。それが「ザウバー」のF1マシンに乗ろうとしてる、彼の思い入れなのかと感じる。自分のマシンを譲ることを夢の中の私(=ハインツ)は納得する。ニックもほろ苦い、かすかな悲しみを感じてるのがわかる。みんな、メルセデスの秘蔵っ子だった。フェラーリエンジンを積んだザウバーマシンでメルセデス相手に戦うことになったのは、時の流れのもたらした皮肉な運命だ。 誰も口には出さないけれど、3人でちょっぴり悲しい顔を見合わせて、お互いの気持ちを分かり合ってることを感じる。ニックと3人、ミハエルを守るように、私達は厳粛な面持ちで歩みを進める。 歩いていくうちに、報道陣に見つかってしまう。代表取材で食らいついてくるレポーターは、ナシ○ト+オニ○ワってなワイドショーっぽい顔とノリで、2ショットめいた記念写真を勝手に撮るわ「この向こうが私の故郷の学校なんですよ〜」なんて郷土自慢を始めるわ、その無神経さに腹を立てる。表面冷静なミハエルは、もちろん軽く受け流して立ち去るんだが。 ピットにたどり着く前に、通路の角(それまで昼間だったのが、いきなりまるで夜道の路地の街頭の下って感じだったんだが)で「やっぱり脱いでおかなきゃ」とミハエルがいきなり服を脱ぎ出す。きれいなお肉だったけど、「場所考えろよっ。こんなところで脱ぐな〜!」と、自分の身体で人目から彼を隠そうとあわてる私だ。(^^;) そのあとの夢は、通行人のヲトメ達は寄ってくるわ、ニックまでちっちゃい女の子になってミハエルの膝に乗ってるわ、もう大混乱すぎてよく覚えていない。前半の強引きわまりないシリアスさに、わしのお脳が反動でハチャメチャな展開に持っていったんだろうか。前半だってあんな見当はずれの展開なんざー、こちらの妄想でしかないけどさ〜。(笑) 目が覚めて、「ああ、母国の旗の下での参戦に、私けっこうこだわってんじゃん?」とあらためて感じたのでありましたことよ。 ホンマモンのミハエルはフェラーリエンジン出してるザウバーをテストしたこともあるという噂もあり、「ザウバーはお気に入りチーム」発言はメルセデス時代からの縁にフェラーリつながりあって、堂々と言えるんでありましょうが。元メルセデス秘蔵っ子達が、ライバルであるフェラーリのお世話になってるのは、皮肉というかなんというか。ペーター・ザウバーがVWにラブコールを送っているという噂も、いつまでも消えない。たぶん、VWが参戦決定するまで消えないだろうにゃ。(笑) F1界のややこしくもこんがらがった関係は、見ていて面白いが、本人達はどう思ってるのだろう。
2003年02月23日(日) |
ルーキーに惚れてしまった! |
寝不足である。目は疲れの限界だというのになかなか寝つかれず、CART.comをのぞいたのがいけなかったんだな。 ちょうど開始されたセント・ピータースバーグの開幕第1戦決勝のライブタイミングを、レース終了まで見てしまったのだ。あうー、我慢して寝るつもりだったのにぃ〜。 時差計算がすぐ出来るページを作っておくんだった。ニュースを見に行ったのが運の尽きだね。(笑) CART.comのライブタイミングは、私のように回線/ブラウザのバージョンがヨワヨワでも大丈夫なHTMLバージョン、および限定バージョンが幾通りか用意されている。オフィシャルサイトの主催するものだけあって、各F1サイトのライブタイミングに比較よりはるかに見やすくて面白い。 各ドライバーの順位・周回数、トップとの差やレースコメントは、F1のライブタイミングでも用意されている。それにくわえて、CARTのライブタイミングには、各ドライバーの、前車とのタイム差、最新ラップタイム&速度、レース中のベストタイム&最高速とその周回数、ピット回数&前回のピット周回、それらが常に表示されている。そして時折チームとドライバー間の無線で何が話されたかというコメントさえ挿入されるのだ。ざっと一覧で見ることが出来るため、ピット戦略の違いや速いスピードを維持してるマシンがどれであるかがということが、はっきりとわかる。F1のライブタイミングでも、これくらいは最低限そろえてほしいのだ。 ああ、こういう充実したライブタイミングと生放送(あるいは生観戦)を合体させられたら、どんなに楽しめるだろう。バーニーのデジタルTV多チャンネル放送のタイミングモニターを切望するのは、こういうときだ。バーニーが有料デジタル放映をやめちゃうんだったら、FIAのオフィシャルサイトかなんかで、充実したライブタイミングを流してくれんものやろうか。
放映の映像が手に入らないからば、ネット観戦するしかない。真夜中の静けさの中、刻々と移りゆくタイム差を見守り、その数字とわずかな言葉に興奮し胸を熱くするのだ。 その耳にはエンジンの高鳴りもタイヤの悲鳴も届かず、目の前には熱狂する観衆の姿もなく、華やかなカラーをまとった攻撃的なマシンの姿もなく、ただかわりゆく数字があるだけ。数字から喚起される姿を、想像力で補って見つめる。 なのによお。どうしよう。オレ、こんな状況で、またひとりドライバーに惚れちまったみだいだよおお〜。数字見つめてただけで惚れるか、をい?(笑) どうやら今年私を夢中にさせそうなのが、新人、Sebastien Bourdais だ。 フランス人のせいか、サイトや誌面によっちゃあ、発音がブーデ、ブルデー、ボーダイスといろいろなのはご愛敬。ビルニューブとビルヌーブ、マイケル・シューマッカーかミヒャエル・シューマッヒャーかってなもんで、実際の発音を母国フランスか今の活躍の場であるメリケンの人らにたずねてみたいものである。まあとりあえず、今は「ブーデ」と呼んでおこう。 彼は、参戦ドライバーの半分ほどがルーキーという新人だらけの今季のCARTで、マンセル以来の「CARTデビュー戦PP」を獲得した新人である。 ルックス初めて見たときは、どこの大学院の研究生?って印象。そのギャップがいいねえ。おかげでメガネで繊細な顔立ちしてたムーアとか思い出しちゃったよ。どうやらまた感情転移したらしいな。 ニューマン・ハースという名門チームでのデビュー、ベテラン勢が赤旗に引っかかったその幸運もあるだろう。が、開幕戦PP〜決勝最初のピットインまでの30周のリードラップ、ぶっちぎりのファステストラップと最高速は、まるでモントーヤのCARTデビューのセンセーションを思い起こさせる。 彼はどうやら壁とキスしたらしく、修理にピットイン。グリーンフラッグ中、約9分、6周あまりのロスだった。ライブタイミングを見守っているとき、画面に現れたチームからの言葉が私の心を切り裂いた。「これは、君を12位以内に入れるためだ。君にとっていい経験になるだろう」 ....私は完走を祈って、残りの周回を見守った。時にはラップリーダーと8周違いにまでなりながら、速度を取り戻していく彼を見守った。ファステストと最高速を刻んだが彼が、最後尾。レースの魔物に遊ばれた、彼を見守った。ブッチギッた速さを見せながらレースを失ったときの、トレイシーやモントーヤやムーアを連想した。 バイオグラフィやインタビューを読み、以前彼がF1のテストをしたニュースを思い出す。 彼はフランス人にとって「F1に乗ってほしいドライバー」のひとりなんだろうな、と思う。この子、プロストのジュニア・チームにいたんだな。F1最年長ドライバーのパニスがいなくなったら、フランス人ドライバーはいない。(フランス系となると、ジャックもそうだが)CARTでこんなバカッ速い子が、どこまで出来るものか見たいと思う。 ルノーのテストドライバーとしての契約を得ることの出来なかったブーデ。ウィリアムズのシートを得ることが出来ずCARTに移籍してきた、モントーヤみたいだよな。 F1界のオヤジ達を見返してやれよ、彼らをひざまずかせて迎えをよこさせてみせなよ。そう、なんとも判官贔屓の血が騒ぐんだ。 ....というしだいで、わたしゃどうやら自分が惚れちゃったことに気がついたらしいよ。(笑)
|