度々旅
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結婚式に初出席。小さい頃に親戚の結婚式には出席したことがあるのだけれど、交通事故で足の骨を折り、松葉杖での出席だったのに、立食パーティーだった。そんなあたしに、たぶんおじいちゃんか母なのだろうけれど、誰かが食べ物を皿に分けて持って来てくれてそれを食べたこと位しか覚えてない。だから、あたしにとってちゃんと記憶に残るであろう結婚式&披露宴出席は今回が初めてだ。 教会で挙式の後披露宴。友人親族合わせて、60人くらいの出席だった。あたしはそもそも披露宴なんてものは、絶対やるものかと思ってた。友人とウェルカムボードを作りながら話していたのは、披露宴やら二次会やらやっても誰も来てくれないんじゃないか。傷つきたくないからやりたくないということだった。その上、なんか恥ずかしいってこともよく言ってた。けれど、今回出席させてもらった披露宴はとっても温かくて、私は新婦の友人なのだけれど、新婦の故郷への思いやら両親や親戚への思いがたくさん伝わってきて、どこもショーみたいでなくて、素敵だった。こういう彼女だから、これだけ多くの人が出席して祝いたいという気持ちになって、新郎側の親戚友人からも、とても大切にされるんだろうなと思った。新婦が式前に、大人数じゃなくていいから、本当に祝ってくれる人だけに来て欲しいと言っていたのだけれど、ホントその通りになって良かったなぁ。新郎側のご両親が、彼女のことをとても気に入っていて、彼女が嫁に来るということの喜びを、あたし達に何度も言いに来た。そして、最初から最後まで、彼女を大切にしていることが伝わってきた。 きっと、この家で幸せになるんだろうなと思いながら、ちょっと彼女のお父さんお母さんを見てたら泣けてきた。娘を持ちたくないってよく言うが、わかるなぁ。。。新郎の父と腕を組んでお色直しに行く時の新婦側の父の気持ち。ううう。あたしでさえ、新郎側の仲間が新婦を囲んで歌を歌っている時、とられたーぁーぁみたいに寂しくなったもの。 それにしてもだ。あたしの仲間ってのはホント本番でのテンションが低い人間だなと笑った。新婦は大学時代の友人で、同じ学科の子が私含め6人いたのだけれど、みんな受付やらパンフやらボードやらいろいろ手伝いを自らさせてもらった。けれど、いざ式になると全体写真から逃げようとしたり、ケーキカットでも写真をとりに前に行こうとせず、ブーケくじにも参加しようとせず。毎回毎回、前に来てくださーい、こちらに来てくださーい、お願いしまーすと会場の人に呼ばれていた。独身族という言葉を与えられていたあたし達のテーブルは、もっとはしゃぐことを期待されていたのだろう。すまんね。。。。 とにかく、心からとても良い披露宴だったと思った。おめでとう。これから幸せになってね。モモちゃん。
あ、仲間の一人が言ってた言葉。「いいよねぇ。あれやって似合うもんね。誰もつっこめないもんね。ホントかわいい。」それよそれ。あたしが教会で式あげてバージンロードなんか歩き、披露宴で親への言葉を述べながら涙した日にゃぁ、こいつら絶対笑う。そう確信した言葉だった。
あたしと友達でつくったウェルカムボード。素材提供のあめます様ありがとうです。
昨日の夜、炊飯器で、角煮を作ってみた。なんて簡単にやわらかくできるのでしょう!ちょっと感激。残り汁を使って、今度は鍋で煮卵を作ってみたら、火をかけていることをすっかり忘れて、鍋を少しばかりこがしてしまったよ。とほほ。 土曜日にお友達の結婚式がある。初結婚式なのでドキドキ。インドで作ったパンジャビードレスを着ようと思っているのだけれど、浮くことを少し懸念。けれど、こんな時しか着れないしね。ティカなんかもつけてしまおうかと思ってみたり。髪をどうしようと思って、いつも行くアジア雑貨屋の店員に相談。なるほど、カンザシ使うのね。ふむふむ。 サリーを着ることも考えたのだけれど、お手伝いするかもしれないので、それはやめ。そんな話を先輩としていたら、アオザイがいいんでないの?と。いや、アオザイにはそれなりの体型ってもんが。。。そういや、チャイナドレスとアオザイの違いって何?模様?丈? 実家には、小さい頃父親が中国の土産で買ってきたチャイナドレスがある。どうせならば、大きいのを買ってくれば良かったのに、父親は子供用のを買ってきた。既に普通の子より背が高かったあたしには、小さめ。ちょっと悲しかった記憶がある。 しかし、ホントのアジア服を着るとしみじみ、顔が濃いなぁ、違和感ないなぁ、そりゃネパリーってことで軍人に追求もされるわなぁと思ってしまう。
昼間、ドアを開けっぱなしにしてたら、新聞勧誘のおっちゃんが来た。ドアが開いているので出ないわけにはいかず、チェーン越しにいらないですよと言った。こちらは、夏でクーラーつけずに家の中、長いTシャツ一枚だ。布一枚でなくて良かった。ヒドイ格好なのでとにかく、それだけ言って中に戻ろうと思ったら、今新聞取ってる?と。そのおっちゃんはA新聞だったので、S新聞とってるのでいりません。と言った。そうそう、だいたいそう言えば、すぐ諦めてくれるのだ。しかしそのおっちゃんは違かった。そうかぁ!君は保守右翼なのか?と言われた。面倒なので、そですよ。だからいらないですよと言ってみた。するとおちゃんは、団扇をくれて、君、おもしろい話を聞かせてくれと。団なんていらないっすよと言うと、これとそれとは別だからと、何が別だかわからないけれど言われ、Tシャツ一枚だったあたしは、体を隠すのにもらった。 あたしはそんな大した思想を持っているわけではなく、ただAにはSと言えば帰ってくれると思い言っただけなのに・・・。 そこからおっちゃんと10分以上話すはめになった。つか、こんなインテリ勧誘員は初めてだ。おっちゃんは、AもSも取っているらしく、最近のSはどうだこうだとか、Aのこの記事は読んだか?とか。とにかく、新聞を読んで、その記事内容を語れる勧誘員は初めてだった。であたしは、でも取らないですよと何度も言ったのだけれど、今回はいいよ、ただ将来社会に出たらA読んでないとダメだよ。自分の主義主張を通すのもいいけれど、S読んでいる人間なんて会社では真っ先に切り捨てられるみたいなこと言われた。いや・・・。そこまで言わなくても。というか、あたしは別に主義主張を通しているわけでもなく。。。 しかし、一つ面白かったことは、A新聞に対し、あれは日本の新聞?って疑問があるっすよと言ったら、違うよとあっさりおっちゃんが笑いながら言ってた。日本の新聞じゃないよとまでおっちゃんは言い切った。
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