度々旅
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2004年08月24日(火) 危機感ゼロ

 なんだろう、この悠長なあたしは。去年と同様に夏の研究発表に向けて原稿を書いているものの、去年のような危機感ゼロ。去年は、毎日泣きそうで、寝てても不安でしょうがなかった。夏に読んだテキストの量は確実に去年に比べて少ない。少ないどころか、去年メインにしたテキストなんて一行も読んでない。線がガシガシひいてあって、去年のモガキが見えて、なんか見たくないってのが正直なところ。去年の発表は失敗して、気付けば筆者の主張を理解するのがやっとで、そういうこと言ってたのかぁーで終わってた。つまり、発表はまとめや説明みたくなっててボロボロだった。

 あんなに理解するのに苦労したのに、わかってみたら、なんてことはなく。どこを掘って、どこを攻撃して、どこを修正すればいいのかをだらだら一年考えてた。美味しいポイントを探していたともいえる。で、自分なりにその美味しいポイントを見つけ、それについてはダラダラ書いていたのだけれど、思った程メモはたまってなくて、困ったなぁと。そして、そのメモに書いてある主張を、論文の中で展開してくプロセスがうまくいかず、困ったなぁーと。困っているはずなんだけれど、危機感ゼロ。

 しかし、あれだな。この勉強ってのは。どこにヒントが落ちていたり、何によって力がついているかわからんものだな。もしかして、文句言えるようになることが、力がついている印か?なんて思ってみたり。

 そういえば、大学生の頃、高校の時にお世話になった先生に、ご馳走してもらった時、会話の途中で「だから、その学科の人間は嫌いなんだよ」と言われた。何を私が発言したかは覚えていないのだけれど、言われた。
 その時は意味わかんなかったのだけれど、最近わかる気がする。自分の学科の人間と話すのは、めちゃくちゃ疲れる。何言っても、すんなり同意してもらえん。質問返しにあう。安易なこと言えない。これかぁーーーー。先生が言っていた嫌だってのは。あたしも、今そんな人間になっているのだろうか。そういえば、テレビとか見てても、昔より気になることが多くなった。え、それはすり替えじゃない?とか、全然論理的に説明してないよだとか、根拠が根拠として成り立ってないとか、すぐ思うようになってる。
 これが、単に屁理屈を言う人間になっているだけなのか、成長の結果なのか微妙なところ。どうか、後者でありますように。

 それにしても、危機感ゼロ。去年は書いても書いても頭に浮かばなかった全体図。今年は、先に浮かんでます。だから気がラクなんだろうけれど、書いているうちに、それが論理破綻していることでも発覚したら、それこそマジ恐いっす。


2004年08月15日(日) その距離1m

 友達と靖国へ行ってきた。友人の家族は毎年この日に行っているけれど、本人は初めてということ。お互い感じたことを、いろいろ話す。その後千鳥ヶ淵にも行ったら、福島瑞穂やら土井たか子がいた。どうやら、いろんな団体を引きつれて来ている模様。団体名を耳にして、なる程なぁと思うこと多々。団体が献花をするのを見ていたら、瑞穂応援団のおばちゃんが花をくれたので、献花。瑞穂&土井に1mまで接近。あたしたちは何やってんだと。。。

 その後、月島に行きもんじゃを食べた。この友人とはご近所同士でよく遊ぶのだが、あまり出かけたことがない。二人で出かけるのは珍しいので、いろいろ散策しようということになり、地下鉄で1日フリーパスを買う。なんだか、旅に続きみたいだ。都営地下鉄のフリーパス、普段なら700円のところ夏休み中は500円ということで、夏の残りに東京をうろつく時には是非使ってみてください。
 友人は汐留に行ったことがなく、私は六本木ヒルズに行ったことがなかったので、大江戸線で行ってみた。まず、汐留。日テレ前はすごい人。イベントをやっていて、たくさんの行列があったのだけれど、何が楽しいのかよくわからずじまい。続いて六本木ヒルズ。店を覗いて化粧品などを買う。広場で石原慎太郎の小説「弟」の映画化かドラマ化のイベントをやっていて出演者がステージ上に途中から出てきた。遠くてよく見えなかったのですぐに退散。それにしても、TOKIOの長瀬君の歌・・・・。

 お茶などを飲み、そろそろ帰ろうと思った頃ちょうどイベントも終了。うまい具合に、舞台上にいた芸能人が舞台から降りてロケ車に行く通路を発見。最前列で、見てしまったよ。1mの距離で。渡哲也、TOKIO長瀬、石原プロの若手、高島礼子、そして仲間由紀恵ちゃん。最初に渡氏が舞台から降りてきたのだけれど、その笑顔と輝く瞳に私も友人も思わず「わたりさぁ〜〜ん」と手を振った程、渡氏にはやられた。後は、私は仲間タンに釘付け。すっげぇ、かわいい。真っ白。友人は、長瀬君に釘付け。
 期せずして、有名人をたくさん見てしまったが、やっぱり、芸能人と政治家ってのは見た時の感動が違うもんだ。


2004年08月14日(土) 和光

 母と有楽町で待ち合わせ。久し振りに二人で出歩いた。母が、鳩居堂に葉書を買いに行くというので付いてきたわけだが、葉書一枚のためのわざわざこんな所来るなんて、ちょっと粋だねと思ってみたり。お香も買っていたけれど。
 銀座は、いつもより人が少ない。お盆ということで、観光客が多い。それも、日本人じゃない人の方が多い気がした。憧れの和光にも入ってみた。昔、クリスマスに母親と銀座に来たことがある。その時、和光の横にあるミキモトなどには、若い男女がたくさん群がっているのに、和光はいつも通り静かな感じ。中を見ると白髪の老夫婦が時計か宝石を見ていた。その姿があまりにも素敵で、あたしは絶対に将来和光で伴侶に指輪を買ってもらうのだと思った。あたしにとっては、ティファニーよりも何よりも和光が憧れなのだ。
 なんだか、母にたくさん歩かされ、夕方実家に辿りついた。父が囲碁から帰って来て顔を合わせた途端、「これから工場だ」と。あれまぁ。父は別に工場に勤めているわけではなくて、工場に製品を売るが側で、昔はエンジニアとして製品開発してたのだが、どうやら最近は営業をしているらしい。で、トラブルがあるとすぐに工場から呼び出される。普段でも、そこそこ呼び出されているのだろうが、お盆に出かけていると、必ず「トラブリました」と電話がかかってくる。携帯電話さえなければね。。。今年は、呼び出しないねなどと言っていたら、最後になって呼び出されちまって。かわいそうにと思いながら、見送る。
 大人って大変だなーと思いながら、母に出されたスイカを食べた。甘い。そんな父はどうやら痛風になったらしい。旨いモノの食べすぎだ。痛風について調べてみたら、父親が好きなもんは、痛風にはよくないものばかりだったよ。ありゃりゃ。





犬は、中途半端に毛が生えててタヌキみたいだった


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