くるくるくろりくくろにくる
いんでっくす|ふるいの|あたらしいの
2003年04月14日(月) |
疲れている、どこかが… |
電車の広告がすごいことになっている! 恐ろしいことである。 世紀末的だ。 (そういやーさぁ世紀末的って表現は時制が合っていない今でも使っていいものなのかな?スッゲー余談だけど、私の世紀末的風景って「クロウ飛翔伝説」が一番だったりする。 所詮「マッドマックス」で植え付けられ「北斗の拳」で芽吹いたでたイメージを払拭できないのよね。皆そうでしょ。どうよ?)
いや、おハイソな住宅地を縦断する(らしい)東急線の社内で、ありえない広告を見たわけだ。 子供向けの絵本『くまの学校』の続編出来ました!って広告で、その続編のタイトルが
『ジャンキーのパン屋さん』
絶対に午前中には開くことが無いシャッター。 異様に痩せて歯並びの悪い店主。 店内に並んだ観葉植物はどうも国内で栽培しちゃいけませんリストに載ってそうな形。 パン焼き職人がけだるそうに袋から取り出しているのは本当に小麦粉なのか?
ま、乱視小僧の見間違いってオチなんだけど、一瞬トリップ出来ましたわ。
真実:「ジャッキーのパン屋さん」
2003年04月06日(日) |
「その時」懸命だった人々の話 |
遅い昼飯へ懸案だった近所のカフェに出向く。 徒歩3分にカフェがあるんだ、どうだいいだろう!ってのを実感したかったから。
お供はあと少しで読み終わりそうな文庫。
これが人に拠っては悪趣味と言われそうなノンフィクション。 ブラックボックスの記録。
飛行機というとてつもなくデカイ乗り物をコントロールしているコクピットの中で、「その時」何が起こっていたかという真実の記録。 彼らのプロ意識に感動したり人間的な呟きに心が締め付けられたり、本当にまぎれも無いヒューマンドラマ(そう帯に書いてあったのさ)。 著者の意図で先入観を持ちそうな事前情報を極力押さえ、事実のみを淡々と書き連ねている。20数件の事例のかなに例の群馬県に墜落した日本の飛行機の話もあった。 (この音声は数年前にマスコミで公開されたので、音として記憶しているのでやけに生々しく感じられる)
人間「その時」に何が出来るか、冷静でいられるか、ポジティブに立ち向かえるか、日頃どんなに堅く心に思っていても「その時」にならなければ判らない。 でも、一つ言えるのは、経験が自信となっている人は己のアビリティより高めることが出来るんじゃないかってこと。 そしてポジティブでいられるんじゃないかなって。
強くなりたないぁ。
元同僚の結婚式に逗子まで出張ってみました。
桜がいっせいに咲き始めた美しい春の1日。 式場は海辺のホテル。そりゃもうオーシャンビュー。ワンダホー。
年度末の仕事を棚上げしての有給休暇。明日の事は考えずに、グッとシャンパンを飲み干すのさ。
で、宴の終わりに新婦のリクエスト、CARPENTERSの「Close To You」を歌う事になっていて…。
結婚式で歌うのはこれで4回目だけど、いつも上手く歌えた気がしなくて、安請け合いしたことを少なからず後悔するんだよね。今回も、いざって時にやっぱり後ろ向きな気分になってさぁ。やっぱり、バンドとは違う緊張があるんでしょうなぁ。
案の定出だし声が震えてさぁ『ヤバイ!』って思った。でも、その後なんだか知らないけど唄の中に入り込んじゃって、あんなに感情が入ったのは初めてかも?ってぐらい歌詞の世界に没頭してビックリした。 そんな気持ちが伝わったのか、皆様に「感動したよ!」って声かけていただけて、とっても嬉しかった。
ああ、唄を歌うのってこういう事なんだね、って今更ながらに実感したよ。
恥ずかしながらボーカリストと名乗って数年、ようやく小さな階段を登らせて頂いたって感じだね。
そんな場を提供してくれた彼女にこちらこそ感謝でいっぱい。おめでとう。
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