Lacrimosa 日々思いを綴る
DiaryINDEXpastwill


2003年07月04日(金) 昆虫

ホームセンターで、カブトムシが売られていた。
たまにひっくり返って勝手に死ぬ黒い甲虫、未だに子供に人気なのだろうか。

男児たる者、1度や2度は昆虫に心奪われるものだろう。
俺は未だに「虫好き」です。今のところ飼育はしていませんが。

幼少の頃は、当然カブトムシに夢中。ただ、獲りに行くには遠出しなければならず、単独での採集はできませんでした。
夏休みの自由研究で「昆虫採集」などして標本を作成する事もありましたが、そこにカブトムシを加える、などという勿体無い事は出来ず、バッタやコオロギ、トンボ、チョウ、ガといった内容。たまにゲジゲジなども見受けられましたが、子供の手による採取は危険なので却下。関東であれば、ここにゴキブリなどが加わるのでしょう。
ごくたまに、コクワガタ(日本最小のクワガタ)が家の前に飛来する事もありましたねぇ。

かつては家のそばでも、アゲハの幼虫がよく見受けられました。エサとなる葉っぱを集め、育てた結果、立派に成虫になって飛び立ちました。感無量だったなぁ。
その後、近所では唯一の餌場だった空き地にアパートが建てられ、悲しい気分になったのを覚えています。

旭川の隣町に「パピヨンシャトー」という昆虫の博物館があります。
世界中の様々な昆虫の標本がズラッと並んでいます。
陽光が差し込むドームの中では、チョウが放し飼いのような感じで飛び回り、水棲昆虫なども飼育されています。
「虫好き」にはたまらない施設ですが、「虫嫌い」の人は全身が痒くなるんだろうなぁ。
俺の兄はチョウ・ガの類が嫌いだそうです。理由は「鱗粉」が気持ち悪いから、だそうです。
何を言うか。アゲハチョウきれいじゃん。モンシロチョウかわいいじゃん。
そりゃあきれいでかわいくても、顔に「ペタッ」てとまったら嫌だけどさ。

今の職場はわりと山に近いので、虫がたくさんいます。会社前の植木に松喰い虫がビッシリ付いた事もあります。あー気持ち悪かった。
また、市街地では滅多にお目にかかれない「ギンヤンマ」などといった大型のトンボを観察する事も出来ます。
スズメバチは…会社よりも家にいる時の方が目撃率高いかな。
手の平にドンと乗っかるような、大ぶりのガに出会う時もあります。もう胴体なんか小指より太いんじゃないかな。
30年くらい前には、大人の顔よりデカいガもいたみたいだけど…今はどうなんだろ。標本でしかお目にかかった事はないからなぁ。

最近は、カブトムシよりもスズムシやキリギリスを飼いたいなぁ。
キュウリやナスを与えたいなぁ。


Lacrimosa |HomePage