2007年11月21日(水) |
何が幸いするかわからない |
嫁ブーの友だちの家で不幸事があったとかで、昨夜8時前に嫁ブーを通夜会場まで送って行った。 その途中に、5年ほど前に出来た広い直線の道がある。 以前はその道で7,80キロくらい出していた。 だが、買い替えた車の馬力が弱く、スピードを出そうと思ったらけっこうエンジンを吹かさなければならない。 最初はそれでもスピードを出していたのだが、最近ガソリンが高くなったので、無駄にガソリンを消費する吹かしはやめることにして、その道を通る時は、だいたい60キロくらいで走っている。
昨日はさらに速度を落とし、その道を制限速度の50キロで走っていた。 その道は途中で幹線と交差するのだが、その交差点の信号の手前に街灯が途切れて暗闇になっているところがある。 ぼくがその闇にさしかかった時だった。 突然そこから5,6人の人が飛び出してきたのだ。 見るとその人たちは全員電飾棒を持っている。 警官だ。
「ヤバイ」と思ってブレーキを踏もうとした。 ところが、警官の視線はぼくではなく、ぼくの後ろに向いていた。 そしてぼくがその場を通り過ぎると、道路に飛び出し、後ろから来た車を停止させた。
普段はスピードが出ないので、後続車から煽られたりして嫌な思いをしている。 そのせいで車に文句ばかり言っているのだが、今日はそのスピードの出ない車に助けられたのだ。 今後も助けてもらわなければならないので、車に文句を言うのは、もうやめることにしよう。
しかし塞翁が馬というのか、何が幸いするかわからないものである。
|