ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年11月30日(日)
パーマをかけに行きました。
魔法使いに「ここ最近顔が明るくなったね」と
「女の子はいいことがあると顔に出てくる」と言われて
照れ笑いをしてしまいました。
ここ最近の映画の話や就職先のショップの話や
タイ料理を食べに行ったことなど
約3時間話しっぱなしでした。
前髪にも少しだけパーマをかけて、くるんと横に流します。
全体的にふわっとしたパーマで、とっても気に入りました。
でも、髪の毛が痛んでいるから1ヶ月もてばいいほうだよと言われて
ちょっとがっかりしたけど、ワックスやムースでなんとかなるから、と
セットの仕方なんかを色々教わって、椅子から立ち上がった瞬間
背骨を伸ばして伸びをしました。
魔法使いは少しおしゃべりになったように思いました。
きっと魔法使いにもいいことがあったのかな。
左手のブレスレット。聞かなかったけど、ペアだったからすぐにわかった。
魔法使いの大事な人はどんな人なんだろう。
男の人だっていいことがあると顔に出たりするんだね。
美容院を出ると雨はあがっていた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
キラキラの人から借りた自転車に乗って本屋さんまで行く。
前にカゴがついていて、タイヤの大きな自転車。
ワタシには少し不釣合いで、小さな人間が一生懸命こいでいる姿が可笑しいと
少し笑って言われました。
ガコンガコンとこぐたびに壊れてしまいそうな音をたてる自転車。
のんびりこぐ。
ガコンガコン…ガコンガコン…
横断歩道の前で止まるとものキーとものすごく大きな音をたてる。
周りの人がワタシを見る。
恥ずかしくて、下を向いたけど、知らん振りして青になると同時に走り出した。
黒い大きな雲の間から、うろこ雲みたいな雲と青空が覗いてた。
この雲の上は晴天なんだ。
綺麗な綺麗な青空が広がってるんだ。
とっても気分が良くて、青空を眺めて自転車をこいだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ワタシに出来る事はなんだろうと考えた。
たいしたことは出来ないことだ、とわかっているけれど
それでも何かしてあげたいと、何かしたい、と胸が苦しくなるほど思う。
コトバを伝えればいい?
何かモノをあげればいい?
料理を作って食べさせればいい?
ワタシにはまだわからないから
今思いつく全てのことをしてあげようと思った。
考え込んでも上手く行かないのなら
思った瞬間、動き出せばいいんだ。