ニッキ ゆり 【HOME

My追加

2003年12月19日(金)



長かった卒研がよくやく終わりました。
スポットライトの中でワタシは必死に原稿を読み、研究を発表しました。
みんなで壇上に立って、おじきをして引き返す時に
トミーの靴を踏んでしまうというアクシデントもあったけれど
何事もなかったかのように、動揺を悟られないように
原稿を読み始めて、トミーと入れ替わって、11分でワタシ達の発表は終わりました。


約1年間、必死で頑張ってきたから、終わった後は力が抜けて、少し涙が出ました。


あのグループで喧嘩したり、言い合ったり、笑い合えたりして
それらがこれから無くなると思うと少し寂しさもあります。
とても大事な時間を過ごせたなって思っています。




そして、「特別賞」を貰いました。
思ってもいなかった受賞に、本当にびっくりして
ワタシたちの研究テーマが読み上げられてもピンと来なくて
トミーの名前が呼ばれた瞬間、座席から立ち上がって喜びました。
まさか、受賞出来るなんて本当に考えられなかったことです。
本当に大きな大きな成果が出せた、長かった卒研。




本当に頑張ったね。よくここまでやってこれたね。
みんなでやれたことに感謝します。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


冬休みになりました。
卒業まで残すところあと1ヶ月弱。2月上旬までしか学校がないから
本当にあとわずかです。残された時間がとても切ない。


ワタシはあと1ヶ月ちょっとで自分がどこまで変れるか
変れるところまで変ろうと思っています。



距離を置いていた学校の人とも、少しずつ話をするようになりました。
ワタシが一方的にアドレスを削除してきたのに
それでも話し掛けてくれる人がいる、と分かったからです。
そういうことに今になってやっと気が付きました。
気がつけてよかった。



距離を置いていた人達とも、少しずつ、もう前のようになんて思いません。
また、話をしていこうと思います。




そして、きらきらの人の気持ちも変わってもらえたらいいなと思っています。
ワタシたちは付き合っているわけではないので
だけど、ワタシの気持ちは知っているという状態なので
少しでもワタシへの気持ちが大きくなってくれたらいいな、と思うんです。



そう思えば思う程、頭の中がいっぱいになってしまうけれど
それでも、ワタシのやりたい事を前と同じ様にやってゆきたい。
ワタシ自身がキラキラに輝きたい。
ワタシのキラキラを見てもらえたらいいな。


会う回数も少ないし、連絡も上手く出来ないけれど
ワタシのことを知ってもらうために、大切に大切に暖めてゆきたい。




ワタシはワタシの出来る事やしたい事を
大切な人が出来ても、何も変らずにやり続けたい。
「ゆりちゃんのやりたい事、減ってきてない?」と言われて思ったんです。
大切な人のことで頭がいっぱいになって、にっちもさっちも行かなくなっていました。
それじゃワタシらしく、なんていられない。
切ないのもいいじゃない。それもありよ。
でも、忘れないで。ワタシのやりたい事をやり続ける事の大切さ。




「わかってくれるはず」と思ってしまうワタシがいました。
「わかってほしい」気持ちがどんどん膨らんで
いつの間にか「ワタシが〜すれば」とか「〜したら」わかってくれるはず、と。



自分以外の他人をわかろうとすることはとても大事なものです。
ワタシは思いつめてしまっていたのかもしれない。
ワタシの気持ちが大きくなるにつれて、いつの間にか「わかってくれるはずよ」と
思っていた、と。



好きになると一点集中してしまうのが
ワタシの悪いところでもあり、良いところでもあります。
それは、人でも物でも、行事でも。




特別な存在だけどワタシらしさをいつまでもいつまでも
本当に失いたくない。
我を忘れるくらい人を想えることはとても素敵なことだけれど
それじゃぁ少し寂しいと思い始めています。


それくらい、一生懸命に大切な人を思っているのだなと実感しています。
いつか花が咲いてくれたらいいな、と思っています。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ワタシの本当に本当にココロの奥にあるコトバを知ってもらいたい人が
ワタシの部屋に遊びに来てくれました。
いつもの居酒屋で、泣きました。
パートのおばちゃんがティッシュペーパーをくれて
目の前にはワタシのコトバを受け止めてくれる大好きな友達がいて
泣きながら思いました。
ワタシこんなに愛されてるじゃない、と。



だけど、2日目にワタシは大好きな友達を助けてあげる事が出来なくて
苦しめてしまったんです。
ワタシの代わりにきらきらの人が泣いている友達の側にいてくれました。
ワタシは胸がはちきれるくらい、「どうしてワタシがいってあげられないの」と思って
ガストのパフェなんて、もう食べられなかった。
もう、そんな気持ちではいられなかった。






−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


きらきらの人がエルセーヌの話をしています。
ワタシの気持ちを知っているのに、何故そんなに普通に話せるのか
少し不思議でした。
ワタシは目をつぶりながら、そっとその話を聞いていました。
ワタシはエルセーヌとは違う。
ワタシはワタシ、ゆりです。

(エルセーヌはきらきらの人が付き合っていた人です。)



きらきらの人の誕生日。
日付が変る前から一緒にいました。
日付が変っても、ずっと一緒にいました。
お祝いに肉じゃがを作ってあげました。
ワタシは一緒にいられることが、とても幸せでした。



「エルセーヌから誕生日にメール来たんだ」
ワタシはそっと目をつぶったまま、聞いていました。
今でもその話をするのは、まだ好きだから?
新しい気持ちで、またエルセーヌと一緒になりたいと思っているから?



でも、ワタシはワタシです。
ワタシはゆりで、エルセーヌではありません。




一体何が言いたいのか、自分でも良く分からなくなってきました。




わかっていることといえば
ワタシはきらきらの人と一緒に幸せになりたいっていうことです。
2人でいると、上手く話せなかったり、笑わせてあげることが出来なかったりするけど
それじゃぁ駄目ですか?



ワタシでは、駄目なんて思いたくない。




ワタシはワタシです。ゆりです。






−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「お前のいいところは筋が通ってるところ。一点集中なところ。」
担任の先生が言ってくれました。
先生となんでもいいから話をしたいと思って
眠らないで、再試発表を見てから、呼び止めて話をしました。



なんでも後悔してしまうワタシの性格を
担任はもう既にわかっていました。



「これからいっぱい知っていけるよ。お前なら大丈夫だ。」



涙が出そうになりました。


こんなワタシを励ましてくれてありがとうございます。
こんなワタシの話を聞いてくれて本当にありがとうございます。







欠点も良い所に、ワタシならきっと変えられる。



BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次