short story


2005年06月28日(火)


「干されたグラス」


私はあの人が
笑うのも、泣くのも
止めることができなかった。

彼女はそう呟いた。

それがどういう意味なのか
咄嗟には分からなくて
気付いた時には
彼女は夜の街へ。

そして隣には
空いたグラスひとつ。

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日記才人