「連続反応」
全ての現象は互いに干渉し合った結果生じる一つの状態であり取り込み、分かれ、変化しながら移ろう連続した反応のある時間における総称である。無から有は生まれないのと同時に変わらないものなどない。そして人間においては形を持たず内面で生じる感情という自由な能力によってさらにその反応は劇的なものへとなる。それがこの世界で生きているという事であり間違っても永遠を求めるのは即ち、生命としての死を選ぶことなのだろう。