short story


2005年06月24日(金)


「連続反応」


全ての現象は
互いに干渉し合った結果生じる
一つの状態であり
取り込み、分かれ、変化しながら移ろう
連続した反応のある時間における総称である。

無から有は生まれないのと同時に
変わらないものなどない。

そして人間においては
形を持たず内面で生じる
感情という自由な能力によって
さらにその反応は劇的なものへとなる。

それがこの世界で生きているという事であり
間違っても永遠を求めるのは
即ち、生命としての死を選ぶことなのだろう。

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日記才人