「向こう側。こちら側。」
脇目も振らず追いかけて 無様にすがり付いて それでもどうにもならないことこそ そう簡単には諦めきれない。 一度あったということに 簡単に戻れないのも また逆につらいだけだ。 ただ、時々思い出すから 僕は苦笑するだけ。