short story


2005年06月20日(月)


「向こう側。こちら側。」


脇目も振らず追いかけて
無様にすがり付いて
それでもどうにもならないことこそ
そう簡単には諦めきれない。

一度あったということに
簡単に戻れないのも
また逆につらいだけだ。

ただ、時々思い出すから
僕は苦笑するだけ。

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日記才人