short story


2005年07月26日(火)


「流れてる時間と僕」


とうとう僕は
あの時のあの人と同じ年齢になり
あの頃、理解できなかったあの人の考えも
少しは分かるようになった。

今であればさして重要ではないことも
当時の僕には大問題で
どうしてあんなにも。って思うくらい
八方塞がりだったのは
仕方のないことかもしれないね。

僕の知るあの頃のあの人に
僕は追い付き追い越して
そして時折は思い出しては
少しばかりも僕と共に生きてくれたことに
静かに感謝する。

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日記才人