クサナギツヨシの不思議を探して〜ひろりん独り言〜
ツヨシ出演番組・映画・雑誌などなど…への、私的感想を書き綴っています。
ネタバレな部分も充分アリアリですので、ご注意下さいまし…。

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2009年05月06日(水)  私、映画、好っきゃなぁ〜っ!!

今日は久しぶりに映画を観てきました。
「MILK」「レイチェルの結婚」 の 2本。

「MILK」 、良かったですねぇ。

同性愛者を公言して初めて公職についた政治家ハーヴェイ・ミルクの
最後の8年を描いた伝記的映画。

こういう信念を曲げない人物を描いた映画は好きです。
あと、私は 「差別」 というものが何よりも大嫌い なので
そういう意味でも、自分の琴線に触れる部分の多い映画でした。

ラスト近くでハーヴェイ・ミルク本人の映像が少し流れるのですが、
見た目に違いは有るものの、
ショーン・ペンの演じたハーヴェイ・ミルクと重なりました。

スゴいなぁ。
他の役者さんも存在感あって良かったですヨ。
特にジェームズ・フランコにはチョイとホレましたわ。(笑)

しかし、ショーン・ペンが
こんなにイイ役者になると思いませんでしたねぇ。

マドンナ との 離婚、逮捕、実刑と続き、荒れている頃には、
どうなることかと思いましたけれど。

ヴェネツィア、カンヌ、ベルリン映画祭、
それにアカデミーも主演男優賞を受賞しているんですね。
スゴいね。

でも受賞暦よりも何よりも、
あの役になりきる感じがねスゴいですよ。

大好きなクリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」 は、
沢山の賞を受けたけれど、私的には イマイチ良く分からなかったのです。
難しかったというか。(汗)
でも、もういちど観直してみたい作品では有りますね。

「デッドマン・ウォーキング」 、 「アイ・アム・サム」 は、
かなり好きな作品でした。

  

「レイチェルの結婚」 は、
「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ演じる
薬物依存症でトラブルメーカーのキムが、
姉レイチェルの結婚式に出席するため 施設を退院してから、
久々に再会した家族と過ごす3日間を描く
いわば 家族の絆を描いた物語。

彼女を腫れ物のように気遣いピリピリする周囲と、
煙草を吹かしながら皮肉ばかり口にするキム。
家族が見て見ぬふりをしてきた問題が
一気に膨れあがり爆発し、
姉妹の間は静かに修復する。

これはねぇ、兄弟姉妹が居る人には
「あー、何となく分かるわ」 という部分があると思います。

小さい頃に、親も気づかぬくらいの些細なことが
本人にとって ズーッと忘れられない出来事で、
傷やシコリになって残っていたりする。

でも、それは嫉妬から来るもので、
親に愛して欲しいという気持ちの裏返し であるという。

だから結局、
大爆発して大喧嘩してぶつかり合えるのも本当の姉妹だから、
そして、また許しあえるのも本当の姉妹だから。

そういう映画です。

ただ、ちょっと残念なのは
最後のほうで、かなりダレてしまって終わるトコロ。
最後をズバッとカットして100分くらいの映画にしたら
スゴく濃密で良い映画になったと思います。
 
 
「BALLADー名もなき恋のうたー」
 






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