French Wolf の日記
DiaryINDEXpastwill


2000年11月01日(水) 雨・・・みんなは寒いというけれど

雨だねぇ。気が滅入る。最近特に書くことはなくなったが、今週も月曜日から今日まで朝 7 時には出社していた。最近では、会社でも自分が 4 時に帰ることに何ら不審を抱いているものはいないようである。そりゃそうだよ。午前中の 5 時間がどれだけ長いことか。朝 10 時に出社して正午にお昼ご飯を食べる人もいるが、自分からすれば「よく 2 時間でお腹が空くものだ」なんて思ってしまう。もちろん、10 時出社 = 10 時に朝食というわけではないが・・・。いずれにしても、自分の場合、朝食を食べてから昼ご飯までが長い。しかも通常の勤務時間であれば、午前中 3 時間、1 時間のランチをはさんで、午後 5 時間というシステムである。自分の場合は、それがまったく逆転しているわけだ。どうりで午前中に空腹感を覚えるはずである。いや、ちょっと待てよ。空腹感を覚えるということは、例の半夏厚朴湯 (はんげこうぼくとう) の効能か? いよいよ胃も健康を取り戻したのだろうか? ん。もしそうであれば、喜ばしいことこの上ない。

そう。今日のネタは雨。しかもこの季節の雨。ある意味で梅雨どきと似ているかもしれない。気温はそれほど低くないものの湿度ばかりが高い。こんなとき、多くの人は「肌寒い」とか「雨が降ると余計に寒く感じる」などという。が、French Wolf は、まったくそんなことない。湿度がすべてなのである。

朝会社に行くときはまだ体も寝ぼけているせいか、多少湿度が高くてもそれほど気にならないし、実際に汗をかくこともない。が、帰途、会社の最寄駅から家路に向かう電車がホームに滑り込んできたとき、電車の窓が車内の湿度を如実に物語るように曇り、しかも結露が生じているのを目の当たりにした日には、もうそれだけで、脳裏に浮かぶそれはもうおぞましい車内の湿度に恐れおののきたじたじになってしまう。それほど混んででいない電車とはいえ、人いきれと雨に濡れた傘特有の妙に人を (自分だけか?) ムカムカさせる例のにおいである。(ところで、最近「におい」というときに、「臭い」という漢字を用いる人が増えているが、これは本来間違いなのではないか? 「におい」は、あくまでも「匂い」であるべきだ! ただ、「匂い」と書くとそれはそれはさぞかし芳しい芳香なのであろうという発想が先に立つ。いずれにしても、「臭い」は絶対に、「におい」とは読まないぞ! 「臭い」=「くっさぁい」である。頑固爺でもいい。これだけはゆずらむ。) それだけで、電車に乗る前に卒倒しそうになる。

そんなことをいっていても、家にはたどり着けない。意を決して、電車に乗り込む。やはり思っていたとおり。暑い。いや暑いというのは適切な表現ではない。不快である。こんな季節だからもちろん冷房が効いているわけもなく、外は雨だから窓を開ける人もいない。ようするに、乗客のみなさんが吐き出した二酸化炭素や体臭やら傘のにおい・・・。

汗をダラダラ流しているのも格好悪い。が、しかたない。暑いのだから。しかもそれが単なる気温の高さから生じる発汗ではなく、不快がなせるわざなのだから。子 (小?) ギャル、いや女性一般的にはあまりウケがよろしくないかもしれない。でも、こっちの立場も考えろ〜〜。好きで汗をかいているわけじゃないんだぞ。デブだからでもないんだぞ〜。その証拠に、今より 30 キロ程度痩せていた時代でも、きちんと汗をかいていたんだからな。

ん。珍しく日記というよりエッセイ (どの辺が?) になってしまった。そろそろ寝るかね。


French Wolf |MAIL

My追加