本日は、急遽KサンとMサンとお花見へ。 赤坂プリンス入り口付近の桜→上智大脇の桜並木→千鳥ヶ淵の桜 と桜三昧。 昨日の雨のせいか、随分涼しかったですが、桜は満開。
特に千鳥ヶ淵は、大きくて花つきも良い古木が多くて、圧巻でした。 この時期、夜10時まで千鳥ヶ淵緑道はライトアップされているのですが、 狭い遊歩道が、白っぽい桜の天井で覆われ、お堀に雪崩れ落ちそうな勢いで、 土手一面を桜が埋め尽くす様子は、季節外れの雪景色のようでなんとも幻想的 であり、それでいながら冬景色にはない、樹々の生命力に満ち満ちているようで、 思わず見入ってしまうような、圧倒的な美しさ。
1年にたったの数日間しか、この美しい光景を見ることができないなんて。 いや、たった数日間だからこそ、こんなに爆発的な、生命力に溢れた華やかさが 生まれるのかもしれない。
じっと貯めこんだエネルギーを瞬発的に放出することで、もっとも美しい刻を 生み出し、それを惜しむことなく、いさぎよく散っていく姿には、儚い、などという 弱弱しい印象は、まったくない。 桜の姿こそ、まさに武士の姿ですよ。日本の漢たるもの、桜のようにあるべきだ。
桜を愛する日本に生まれて、本当によかった。
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