って、日曜日の朝に、昔クラシックの番組ありましたよね。 小学校高学年の頃、毎週日曜日に塾へ行っていたのですが、朝、通塾の支度を しながら、ぼんやりと、よく見ていました。
しかし、幼少の砌、10年もピアノを習っていたのに、上達の兆しも見えず、 今では全く弾けないことからも判るように、私にクラシック音楽への造詣など、 全くもって、皆無です。曲名も作曲家名も、ほっとんど知りません。
でも、バッハがヅラで、怒るとあの頭を外して投げつけた、という、嘘か本当か 判らない話は、バッチリ覚えています。
さて今日は、会社の方が所属している、区民オーケストラのコンサートを 聴きにいってまいりました。 私自身は、先程も申し上げたとおり、クラシック音楽の詳しい知識も理解も 全くないのですが、周辺を見回してみると、ヴァイオリンにビオラにピアノに ハープと、意外とクラシックに慣れ親しんだ人が多い。
楽器が弾ける、というだけで、私にとっては充分尊敬の対象です。 男性の場合、かなりの好印象です。そして、私の周りの楽器が弾ける男性は、 えてして、楽器演奏が自分の武器となることをよく知っている。
かつて、戦メリの「Merry Christmas Mr. Lawrence」が好きだ、と言ったら、 その場で譜面なしで、さらっとフル演奏してくれた猛者がいましたが(実話)、 あれでオチなきゃ、女じゃないだろう。客観的に見ると、かなりサムい話ですが、 マジ、惚れた。性格の難なんて関係なく、いきなり3割増くらい男前に見えた。
話が大きく脱線しましたが。
区民オーケストラですが、クラシックに興味のない私でも知っているような 有名な曲が演奏されたこともあって、想像以上に楽しかったです。 やはり演奏者の顔を直に見ながら音楽を聴くと、当然のことながらCDとは、 全然違いますね。思わず音楽の波に引き込まれて、自然と身体が揺れてくる。
それでなくとも、クラシック音楽は、構成がはっきりしているので、 私のような単純な人間は、同調しやすい。 グアーッと演奏が盛り上がってくる場面など、来た来た来た〜っと、一緒に 盛り上がって、鳥肌たっちゃいましたよ。
自分の興味がない分野でも、時には足を踏み入れてみると、新鮮な感動や 発見があって、なかなかいいものですね。
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