やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2004年02月28日(土) どの部屋で泣くのでしょ。


■ども。暴君ハバネロを食べて、じんわり汗かく土曜日の夜です。
今年は閏年だから1日得してるはずなのに、もう明日で2月も終わりですか。早かったなぁ。
バタバタと毎日が過ぎていって、いろんなことが指の間から零れ落ちていきます。
日記に書こうと思っていたのに、書きそびれてしまうことも沢山あります。

たとえば、11日にムーミンパパの声で有名でいらした俳優の高木均さんが亡くなったこととか。
高木さんとは10年位近く前に、ほんの数時間ほどお仕事でご一緒したことがあって、
私は、なんたってムーミンパパですからね!おぉ、本物だー!などと内心舞い上がっていたわけですが、
高木さんは、若い頃はいろんな仕事やったもんだよ、はっはっは!などと艶っぽいお話もされたりして、
当時70歳近くでいらっしゃいましたけど、なんというか、
温和な外見と声に、意外な色っぽさがブレンドされた方でした。ご冥福をお祈りいたします。

■さて、雑誌攻撃がますます激しさを増して、もうワケがわかりません。
とりあえず、『僕の生きる道をたどって』と同じ日に撮影されたと思しきTV naviを買って、
メンバーについて語ってるCanCamと、ドクロなスカジャンのChouChouと、
麻生さんがクサナギさんを児童文学に出てくる少年のようだと語っている日経エンタテインメントMOVIEを入手しました。
今日は目が覚めてテレビをつけたら、いきなりチョナンシ特別編の再放送にぶつかってビックリですよ。
合間に映画の予告編流れまくりだし、新聞広告もお金かかってるし、コラボ企画も目白押しだし、
クサナギツヨシさんも、これだけお金を投入して見合うだけの存在になったということなのねぇ。
と、感慨にふけりながら、またもや「愛してるよ、サチ!」にボロ泣きです。

■ボロ泣きといえば、僕と彼女と彼女の生きる道・第8話、
切なさでは、8つの話の中で一番だったかもしれません。今まで徹朗くんにシンクロすることが多かったのだけれど、
今回はそれが凛ちゃんだったり、ゆら先生だったり、やっぱり徹朗くんだったり。気持ち、揺れっぱなしです。

自分の中で大きく大きく育っていた世界があって、でも、実は自分がその世界の住人ではなかったことに
気付かされることの残酷さ。凛ちゃんの「おかあさんと3人」を聞いたゆら先生の、
胸の中の空洞の大きさは、いかばかりなのか。考えると、私の中にもぽっかり穴が空いてしまうような気分です。
凛ちゃんがおかあさんに駆け寄るシーンでは、おかあさんという存在がどんなに特別だったか、
子供のころの記憶が胸の奥の奥の方から引っ張り出されて、泣きたくなりました。
おとうさんに、もう3人では暮らせないと諭されて、ぎゅっと握ったままの親指にも。
でも、こんな風にしっかり向き合って話をして貰った経験は、
ぬかるみの中でもしっかり立てる足を凛ちゃんに与えてくれるのだろな。たとえ、とても悲しい経験ではあっても。
教室に迎えに来たおとうさんが怒らずに、ただ「帰ろう」と言った時の、凛ちゃんの顔が何気なく心に残ります。

ただ、今のところ、可奈子さんにだけはシンクロする瞬間がないんですよねぇ。
や、キュレーターになったって聞いた時には、いつの間にか1年くらい時間が経過したのかと思いましたよ。
そのリアリティの無さが、可奈子さんから全てのリアリティを奪ってしまうのかもしれません。ふむ。

でもって、前回の日記の繰り返しになりますが。
ゆら先生の部屋のシーンは切なかったです。"ただ愛することだけ"ができない大人たち。
「私に訊かないでください」の後の長い長い沈黙は、諒解のための、長くて短い時間。
告げないことで告げる気持ちが、小柳徹朗の黒い瞳から溢れていて、
きちんと気持ちを持つというのはこういうことなのか、と広告批評の対談を思い出しました。
「北島さんのおかげだから。ありがとう」
この台詞、解釈によっては全然違うシーンになってしまうんだろうなぁ。

■その他、ぽつぽつとビデオを消化。

SMAP×SMAP
ビストロ。真っ直ぐにシアワセを語る資格は、真っ直ぐな心根を持った人にだけ許されるものなのだと、
ヤワラちゃんを見ながら、真っ直ぐな心根に縁の無い私は思うのでありました。
粘土の王国。そうですよ、ベロが出てるのはダメに決まってるじゃないですか!女ゴコロのわからない人たちだ。
竹の塚歌劇団。すきすきすー。
エンディングトーク&お歌ゲストはケミストリー。前回の出演時はサッカーW杯の頃で、
クサナギさんが韓国バージョンで歌っていたっけなぁ。月日が経つのはホントに早い。

どっちの料理ショー・黒酢の酢豚 vs. 伊勢えびのチリソース。
「じぇったい、うーまいよ」言ってる無国籍ちっくな人は、
酢豚を選んで、「これオイシイ!今年の一番かもしれない!」とご満悦。
ま、その、久しぶりのトナカイ帽は良いとして、
ジャケット脱いだインナーが、なんだか、お父さんの下着みたいだったけれど。

金曜いいとも
ちょっと顔が痩せたかなぁ。顔色と目つきが平太さん撮ってた頃の雰囲気で、
ちょっとお疲れなのかも…と思っていたら、"1位を当てちゃいけまテン"では
1オクターブ高い声で、「だってさ!だってさ!」と主張し始めたので、ちょっと安心しました。


■今週は週末出勤しないことにしました。どうせ来週末はフルタイムで仕事なんだもーん。
だから、昨日発表された初日舞台挨拶も最初から棄権です。
おなじく平日の試写会も棄権なので、ワタクシ的初日はおそらく公開日の数日後。
というわけで、その日が来るまで、ストーリーについては、私には内緒にしといてくださいましー。





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