オミズの花道
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『お年頃の文章とは・・・・』
2002年12月23日(月)
金曜日はテッチリ三昧でした。
祇園寿司って美味しいのね。
ちょっと風邪が酷かったのですが鍋で持ち直し。
今日の段階で持ち直したのは鍋のお陰であろう。
マヤさんに感謝である。同伴も付いた。良かった。
土曜日は重役様とご飯同伴。
怒涛のイベント週間だっだが何とか乗り切る。
ミナミは土曜日が忙しい(新地が休みの店舗が多いから)筈なのだが、
最近はそうでもなく閉口する。
不景気って嫌ねぇ。
さて私はちょっと前からエンピツでも同じ日記を書いているのだが、
何にせよ暇の少ない身なので、アップしたら放ったらかしなのである。
(放ったらかしなのはライコスも一緒で、水商売適性検査リンクエラーも
半日ほど放置であった。(その節はご迷惑をおかけいたしましたです。
ごめんなさい。))
大体ネット自体も調べ物中心でつまらない使い方をしている。
遊んでもご飯ものと猫に偏っている始末で。
しかも外ユーザーだからバッテリーも持たないし、
回線がブチブチ切れるんで・・・・愚痴だわぃね。
まあ、それはいいんだが。
そんな状況だから最近やっと気が付いたのだけれど、
(お試し期間終わってしまって焦っていじくっていた時)
エンピツには 「 who's my 」 という機能があって、
誰が自分の日記をお気に入りにしてくれているかが解るという、
良いのか悪いのか訳の解らないシステムがある。
良いのか悪いのかとは口が悪いだろうか。
何だかあけすけで貸し借りが生まれるように思うのは私だけだろうか。
話を戻して。
それで私の日記も何名様かが入れて下さっておられるのに気が付いたんですね。
見に行ってみるとどなたも私の好きそうな文体で文章でした。
(顔文字使ってる人が皆無なのには笑いました。)
特にその中の何名様かに御同業がおられましたので、
嬉しくなってその中の
まゆかちゃん
にメールを出したんです。
時間も余り無かったので、なんて事ない短い感想の文面だったんですが。
だけどこの方から返信を戴いた時に、私はちょっとビックリしてしまいました。
何故か水上がメールを送った事を非常に喜ばれてしまいまして、
しかも「私のようなタイプは嫌いだと思ってました。」とか言われてしまったんですね。
な、なんじゃそら。
私は焦って、その方のくれたメールをもう一度良く見直してみました。
すると私が日記で「愚痴ってる人はあまり好きではない」と書いたのを、
「うわぁ。私のことだ」と思いました。
・・・・とあるんです。
・・・・・。
・・・・・。
・・・・そうなん?
え、でもそれって。
ひ〜〜〜〜である。
地雷を踏んだのか?
またかよ、水上。
で、再び。まゆか嬢に尋ねてみると、
『水上さんの日記を読んで、
自分が恥ずかしくなって(書いてる日記だったり仕事の仕方だったり)
私と同じように
「水上さんは私みたいな奴は嫌いに違いない」
と思った同業者の人はあんがい多いと思います。(予想)』
とのお返事。
・・・・・。
・・・・・。
好きだ、こういう奴。
ストレートで実にいい。
この子と組んだら話は早いだろうな。儲かるぜ。
・・・・それはいいんだが。
私は少し考え込んでしまった。
う〜ん、そうだよなあ、ネットってのはそういうものだよなあ。
検索がある以上、同じ業種の人間は探しやすいだろうし、
ましてや日記リンク内自体で検索機能があるんだからな。
自分では猫だの飯だのばかりを巡っていたからといって、皆がそうではない。
私のあの文面を見て、まゆか嬢のように思った方も少なくないだろう。
のだけれど、やっぱり・・・・そう思われても仕方がないよな、と考えを軌道に戻した。
実際私はまだ『愚痴ってる人は好きではない』その考え方を持っているし、
同業者からどう思われようがスタイルを変えようとは思わない。
頑固者で申し訳無いですけれど、高いお金を戴いてるんですから、お客様を陰で悪く言わないのはビジネスの延長だと思うんです。
それは私自身の信用性の問題で姿勢なんですね。
大体私の性格としてここで書かせて戴く以前に、言いたい事があるなら、高い金を踏んだくっていようが何だろうが御客様御本人に直接言います。
つまり、私だって切れる時はありますが、本人を切っちゃう訳です。(アカンやん。)
それがお客様に対しての私の真心の表し方で、筋です。
つまりここで書かせて戴く事は、ある程度解決を見た問題や、自分の中で答えが見えたものが殆どなんですね。
ですが勿論、私が『好きではない』といったからとて、己が道が王道と言う訳でもありません。
人それぞれの主義や主張があって当たり前だし、正しさなんて存在しません。
正しいものが在るとすればそれは書く本人ではなく、読む方が決める事です。
実際私もまゆか嬢の日記は好きです。
正しい云々の前に、正直で純粋で透明感のある文体に引き込まれます。
このように書く人の(この場合は同業者か)お言葉が乱れていても、愚痴が満開でも、その愚痴が
「一生懸命でありたい」姿勢の裏返しから出るものだと伝われば、「一生懸命してあげたい」その汗の煌きが輝くのならば、私のような頑固者でも全然すんなりと受け入れられるのだと思います。
そしてこれは補足になるのですが、私の年齢とまゆか嬢の年齢差もあるのです。
書ける文章にも、書いて良い文章にも(読み手から見て)年齢は存在します。
30歳過ぎた私が自分の身辺で起こったトラブルを解決もせず、
ウェブ上という匿名の世界をカサに、御客様を小馬鹿にした文章で、
顛末も無くタラタラと綴っていたのでは、余りにも醜いではないですか(笑)。
あの年頃のお嬢様であの仕上がりならば、素晴らしいと思います。
私などはあの時代、本当にとんでもない御馬鹿ホステスでございましたよ。
ほほほ。
今、私の商売の姿勢やお客様のお話を読んでくれて、尚且つ考え、自分で頑張る彼女達の仕上がりは、私の年齢に達した時、
きっと今の私など足元にも及ばない大きなものになっている事でしょう。
実に楽しみです。
何だか本当に婆臭い心境になって来たわ。
これで地雷を踏まなくなったら水上も老獪の域に入るのでしょうな。
実に楽しみです。
2002/12/23
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