あふりかくじらノート
あふりかくじら



 国家という名をはずせ、その偽りの正義を。

すでに何人もの生命が失われている。
そんななかで、わたしは普段どおりにお昼ご飯を食べた。
信じられないことだ。
なんてまずい食事だったのだろう。

国家のイデオロギーが、国民を覆い、個人の生命の集合体である
という事実を見えづらくする。
少し考えればわかることが、それぞれのエゴから発端し、
「国家」をむごいところへ方向付けてしまう。

あれだけたくさんの戦争反対の動きは、これで無視されてしまった
ことになる。
結局のところ、ごくひとにぎりの権力を握る人々が
頭を突き合わせ、その結果政府として打ち出す結論が
誰かを死に追いやるわけだ。

民主化とはいったいなんだろう。
市民パワーとは幻想だったのだろうか。

アメリカが、内包される反戦派の存在にもかかわらず
国家として国際的に非難をうけるとき、それを指示すると
トップが発言した日本という国家もまた、その反戦派の
存在にもかかわらず国際的な非難にさらされる危険性がある。

世界中を駆け巡っているらしいメールの署名も、
4、5通ほど受け取ってしまった。
少しむなしくも思える。
このことだけが、我々個人の答えではない。

人間が人間を見ながら暮らす日は、やってくるのだろうか。

2003年03月22日(土)
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