最近、ヤフオクを眺めるのが趣味になってきました。 なんかねー、カオスなんじゃよ。 日本経済の歪みが全て物質の形で表わされた集合体って感じ。(意味不明) オタク関連事項を集中的に見てますが、いかにも業者な胡散クサイ人もいたりして。 出品者のコメントも素人さんから玄人までいろいろ味があって面白いのです。 今日のタイトルの「ノークレームで」は、もはやお約束。 実は購入したことが一度もないので、そのうち挑戦してみたいものです。
火曜日はビデオ屋を徘徊する日。 しかし安い日は来週なので、すっごい見たかった映画は貸出中だったし、とりあえず「イギリスから来た男」を借りる。(借りたのかよ!) テレンス・スタンプ主演です。渋くて大好きなオヤジ。近年はオカマ映画でドヌーヴ似の迫力オカマを演じてらして素敵でした。(「プリシラ」) 今回は普通にオヤッサン役なので、楽しみじゃのー。 ちなみに前回は「L.A.コンフィデンシャル」を借りてました。(今頃!) やー、エリート警察官のガイ・ピアースもこめかみピクピクさせてて良かったんですが、コロッとやられたのはラッセル・クロウでしたよ…。 ラッセル・クロウもそうだし、ユアン・マクレガーとか、ジュード・ロウとか。 西洋においては、アゴ割れな男は"セクシー"ということになっているらしいのですが、とりあえずこの手の顔の人については、笑顔がイカスのではないかと思いました。 ちょっとアイリッシュ系というか、純粋な英国人、アメリカ人じゃないと思います。 映画自体は"相棒を殺られたら、男は黙っちゃいられないんだぜ"系の話。 終盤の展開も予想通りで、ちょいと浅い話ではありますが面白かった。
事件はビデオを借りる時に発生したのです。 とりあえずの一本と会員証をカウンターのバイト青年(パツキンのワイルド系)に手渡そうとしたらば。 なんか…なんか、テープから血が滴ってる?! 一体どこから、なんで? ホワーイ! うろたえるワシと青年。
青年「あっ、親指親指! うわ、すっげ血ィ出てる、大丈夫スか?」 ワシ「うひゃー、でも全然イタクナーイ」(こんな時でも笑いを取るか…)
バタバタしてたら、奥から店員さんがやって来ました。 このビデオ屋チェーンの社員で、ゲームの買取り時の応対が割と親切な人です。バイトも含めて皆お揃いのジャンパーを着ているせいで、固体識別が非常に困難な店員さん達の中にあって、眼鏡をかけているというだけでワシにチェックされている不憫な彼。
眼鏡「どうかしまし…あ。ちょっとこれで押さえてください」 素早くティッシュを2、3枚渡してくれる眼鏡。 とりあえず指を上げて押さえること十数分。(ワシ、血が止まりにくい体質なのよ) 何度かティッシュを足して、ようやく血が収まり、なんとかなりそうな気配。 その間に眼鏡はうろたえる青年に指示を与えつつ(昼間で少ないとはいえ、他にもお客がいますからね)、カウンター上の血痕を拭き、テープと会員証までも拭っておいてくれました。
眼鏡「乾燥すると、ビデオのケースで結構切れるんですよ。でも、これは酷いなぁ」 親指の内側、第一関節の上あたりに斜めにスパッと鋭く切れた傷痕が。 最終的にはバンドエイドまでくれました。店に常備してるんだそうです。 青年と店員にお礼とお詫びを言って店を出たんじゃが。(もちろんビデオ借りて)
なんかもう、あの店に行ったら「あ。流血オンナが来た」とか思われたり、言われたりするに違いないのね! 恥ずかしー。
密かに、夜明け前、終業後の閑散とした店内で、なぜか飢えた野獣と化した他の店員、あるいは客、あるいはバイト青年の餌食になる眼鏡の妄想を抱いていたのが悪かったんでしょうか? でも今日の事件のお陰で細かいディテールがさらに構築されたので、眼鏡はますます妄想の餌食に決定。 細かいディテールの例 ・ティッシュを取る眼鏡 ・バイト青年のうろたえぶり これがどう活かされるのかは、御想像の通りです、きっと。
それにしても、ビックリした。良かった、鼻血じゃなくて。 イカレた体質のせいで、鼻血も出やすくて止まらないのであります。
さて、リクルートの結果ですが。 オッケーらしいですよ。豪気なことに。 来週、健康診断を受ける予定です。 健康状態は"良好"ということにしてあるので、ちょっとドキドキ。
ノーリターン、ノークレームでお願いします。
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