深く沈みきって 水面に顔を出す術すら忘れて僕にはもう 溺れ死ぬ事しか残されていなかった曖昧な記憶に埋もれて それでもまだ蘇る泣きたい位の空の青と そっとふれた髪の感触あまりに流れた時間によって風化されたその記憶の片隅にほんの少しでも僕の欠片は残っていますか?この薬指には永遠に消えない傷その薬指には永遠に消えない絆