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2003年05月26日(月) |
表象...目にみえないリズムとの共振 |
ぼくはいつも2文字の漢字にこだわって書いている. 2文字から発想していって書いていくときもあるし, 内容から2文字を自分の脳から,そこにないときは辞書からみつける.
漢字. きれいな文字も,怖い文字も,汚い文字も,煽情を駆り立てるような文字も たくあんある. 文字は違っても,同じ意味合いのものも多く存在する. 簡単な文字で成り立つもの. きっと一生かかってもお目にかからないような文字で成り立つもの. 様々だ.
漢字の起源って,甲骨文字らしい.(無知ですんません.) 亀の甲を焼いて,できたひび割れからなる支線が何かの形をつくる. そのひびや支線,色調,質感,かたちの変化から何かの意味を読み取っていく というもののようだ.
そう考えると,漢字というのは自然のリズムや恩恵から成り立ったものという ことになるのではないか...なんて思ったり.
でも,そのひびの中には形とみなされないものも,たくさんあったわけで そこには普段は,目に入らない,映らない様な形だって存在していたことと思う.
それを形にしたら,面白いかもしれない. 自然のリズムの中で考えたとしたら,それは人間が忘れてしまったものとか 見落としていたものだったりするのかもしれないのだから.
静かな日常の中に,偶然の必然がたくさん眠っている. もし,それに偶然出会えたとしたなら,必然に置き換えてしまうくらいに 模索してみたら楽しいんじゃないかな.
文字と映像と目にみえないものたち. 人間が感知できる存在と人間が感知できない自然のリズム.
これらの共振が融合したときのことを想像したら,何かいいものが できそうな気がしてきて楽しくなる. でも,難しいね.でも,いい感じだ.
真の波乗り野郎たちは,海のリズムを感じ取りいい波をゲットする. これを応用してみたら,何かできるのかもしれない.
★ 表象(ひょうしょう) 知覚に基づいて意識に現れる外的対象の像.
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