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Nightmare before spring - 2001年03月13日(火) ついにやってしまった。 ナイフでぐさり。 二人も刺しちゃった。 ・・・という夢だった。 マイアミに修学旅行中に(外の景色はマイアミなのに、超高層ホテルの部屋は畳敷きで、100円入れるTVがある)ハリケーンが来て、大津波が押し寄せる。 とか、 ブレードランナー風の近未来都市を彷徨中に、高性能なんとか爆弾が背後で炸裂、爆風に飛ばされている。 とか、とか、 荒唐無稽な夢はよく見るけれど、殺人(未遂かも?)は初めてだ。 実際に人を刺したことがないせいか(あたりまえだが)、こう、なんというか、手応えがない感じがもどかしい。 夢の中では明確な殺意があって、かなり覚悟して刺しているのに、妙にさっくりした感触で、これじゃ致命傷にならない、と焦っている。 実はナイフを買った店も特定できる。 京都で講座を聞きに行っていた六角会館の隣りにある老舗の刃物屋さんだ。 もちろん、実際に買ったわけじゃなくて、夢の中の出来事。 なんだかなぁ。 こないだは、空を飛ぶ夢で、今までの高度記録(電信柱のちょっと上だった)を一気に塗り替え、成層圏に浮かんで、雲海を見下ろしていたし、病人たるもの、おとなしく眠るのが仕事とはいえ、なかなかツライ日々である。 上田三四二の歌集の中にこんな歌があった。 睡りとはからだを神にかへすことこころは夢ににごりてあれど 界こゆるおもひいくたび彼岸此岸のけじめ淡つけきところ梅咲く 式子内親王はこんな短歌を詠んでいる。 見しことも見ぬ行末もかりそめの枕に浮ぶまぼろしの中 ・・・・・・ いかん。この状態は、月のない夜の山道より暗いぞ。 楽しくお風呂に入れるように、と、娘が買ってきてくれた、ぜんまい仕掛けのピンクのクマのおもちゃ“お風呂で食った食った”と一緒に、お風呂にでも入ってこようっと。 だいたい、バナナの皮が自分でむけなかったり、缶コーヒーのプルトップを開けられなかったり、割り箸が割れないような体力じゃ、虫一匹殺せない。 鍛えなきゃ。(なんか違う) ...
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