「あの場所まで」
予定ナシの日曜日
ひたすら目を見開き
何か考えてるのか
無心なのか…よくわからないあたし
昔 あなたの居場所だった所へ
あたしの足は向かおうとしてる
目をつぶろうとしても…
あなたに会えないのわかってても…
思い出すと
あなたと笑い合った階段
あなたが開けてくれた扉
あなたを鏡越しで見つめられた椅子の上
必ずあの場所を思い出す
きっと今からあたしはあの場所へ向かいます
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「扉」
離れている空間を共有しあった関係で
キミはボクに一つ言った
キミのキリっとした瞳は見ながらではないけど
きっときっと…イメージできる
ありがとね。
ボクはずっとずーっと
どこかへ通じる扉の前で
誰かが差し伸べる手を待っていた
ほんとにありがと。
ボクは扉を開けようとしてた
でも足はまだ止まったまま…
背中を軽く キミは押してくれたんだ
驚くほど軽く ボクは一歩出られた
ありがとう。
キミがボクのココロをかすかに動かしてくれた
だからボク、扉の向こうに 今 飛び立とうとしてる