ひぽこんコラム

2004年06月04日(金) モハマド君はオモチャじゃない

 むぉおおおおおおおおお!(←冬彦さん状態…って古い?)怒りで頭がおかしくなりそうですっ!!
 というのも。モハマド君。あのね、モハマド君はオモチャじゃないんだよっ!それをなんだ、日本のテレビは。東京から沼津への移動を追いかけ。サービスエリアで子供と握手させ。コーラ買わせ。ホテル(沼津のボロッこい東急ホテル)はキラキラな花束なんてあげて。病院はピカチュウを与え。千羽鶴をあげる。
 馬鹿か?おまえら、全部、馬鹿か?どうして「ファルージャでのアメリカ軍の無差別な攻撃でたくさんの人が、もちろん子供も攻撃されて死に、まだモハマド君はラッキーなことに目をやられてだけで済みました。でもそのアメリカ軍にイエ〜サ〜と言ってるのが日本です。モハマド君、ごめんなさい」って言わないのか?そして、花束の代わりに、金やれよ。その方がいいんだよ。それが現実だよ。奇麗ごとすんなよ。
 前にもここに書いたけど、ファルージャへの無差別攻撃はものすごくて、私のようなアーパには想像もつかないことで。で、そこで死んだ人達の写真が少しだけアルジャジーラ・テレビのサイトに載っていて。子供とか撃たれて血みどろになると、砂が体中にくっついて、土人形みたいになっちゃうんだ。口あけて。目あけて。砂だらだけで。それを見ろよ。それを知れよ。
 そりゃ、モハマド君の目が治ることはいいことだ。それがたった一人でもゼロよりはずっとマシ。すごくいいことだと思う。だから橋田さんたちがしようとしていたことは、とても意義がある。それに命をかけたことは本当に尊い。
 でも報道の仕方がちがううううううううううううううううううううう!
 久しぶりにかなり本気で怒ってしまった和田です。あまりにも愚か過ぎるんだもんっ。
 ちなみに。…ちょっとは笑いを。
 沼津せいれい病院って、和田が幼い頃に通っていたまさにその病院っす。和田の馬鹿本の中に出てくるような病院っす。そんな病院っす。笑いました。それは。ああ、あそこか〜〜。あそこでいいのか〜〜?って。
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