2004年09月13日(月) プリンス・ヒロ・ルームで
た、ただいま〜〜。福島から帰って来ました@1泊2日。
今回の旅は前回も書きましたが、とある大金持ち@和田の元・上司の代理で行ったのですが、ぶっちゃけ元・上司は、草野さんが頑張るワイドショー@ザ・ワイドのレギュラーコメンテーターとかもやってる有名なオバちゃまで、湯なんとか言う人っす。で、湯なんとかって人が本来は行くはずだった「温泉宿」。すごかったです。ものすごかったです。我が人生最高級!ありえないっ!いっしょに行った、湯なんとか先生の事務所のY子ちゃんと「わしら、もう、これで死ぬのかも?」「わしら、これから不幸なことに遭うのかも?」と小心な心をブルブル振るわせるほどでした。
だってだって!その部屋!ぬぁんと!!「皇太子様が登山で雅子様といらした折にこのお部屋でご休憩なさいましたのよ〜。オホホホ」by仲居さん、だったのです〜〜〜〜〜〜!ひえええええええええ。そして「そちらのお椅子に、皇太子様がお座りになられ」by仲居さん。ひえええええええええええ。もおおおおお。部屋見ただけで@17畳くらいの和室&洋室、奥に10畳の和室、廊下だけで8畳にトイレに風呂にお庭とかもう、ありえない……狂気乱舞だったのに、その言葉でオレたちはブチ壊れてしまいました。完全に完全に壊れてしまいました。
そしてそれからおよそ10分。オレらはセブンイレブンで仕込んできた使い捨てカメラでカシャッ!カシャッ!…もちろん「雅子様になった気分」「プリンス・ヒロならこんな感じ」「愛子さまの微笑み」なノリでポーズをとりまくりで、壊れきってしまいました。フィルムの無駄使い、いとはなはだし。
しか〜し、それだけではありませんでした。オレらが興奮のお写真タイムを終える頃、まるで見計らったように女将登場!これがまた美人女将ここにあり!みたいなキレイな人で、三つ指ついてご挨拶!!そしてオレらにあれこれあれこれと「ご要望は?」と聞いてくるんですわああ。ご、ご要望???お、オレらのでっか?いやもういやもう。ただ、生きていたいだけっす!みたいなオレら。とにかく恐縮しまくりでございました。
が。まだそこで終らないのが「皇太子様のお部屋に泊まるVIP」ですわ。「お食事は3階の方へお越し下さいませ」とか言うので、「大部屋?」とか思って行くとそこには・・・お座敷が。なんて言うんですか?特別室。「ここで時事放談できるよね?」みたいなお部屋が用意され、そこにはさっきの仲居さんもニコニコと。オレらは心づけにたったの2千円ポッチを包んできたことを激しく後悔するも後の祭。申し訳ない顔の最大限を作るとそれを渡し、とにかく小さく小さくなって、飯、食いました。途中、「天ぷらを揚げにまいりました」のお兄ちゃんやら、着物に着替えた女将やらも迎え、「女将からでございます」のお酒もガブ呑みし、なんだかもうううう、完全に「最後の晩餐」な状態で、オレらは食い散らかしてその部屋を後にしたのでありました。
その後は、「貴賓室」でバカ話の連発。オレは「頭痛くなっちゃった」とブツブツ鍼を自ら施し(←前に飛行機の中でやってたら、外人にビビられました)、「んで、ハゲちゃんはね」と相変わらずのハゲ話。妄想も膨らむ膨らむ貴賓室でございました。
で。そんだけ広いんだからバラバラで寝ればいいんだけど、貧乏性で怖がりなオレっち。「隣に人がいると寝れない」和田のくせに「いいっす。睡眠薬ブチ飲んでるから平気っす」とか言って薬浴びて(←危険)添い寝状態でガアガア寝ましたでした。
…そして帰り。女将からは「先生にお渡し下さいませ〜〜」のお土産の山を受け取り、オレっちは、「本来は湯なんとか先生」が座るはずだった新幹線のグリーン席に座り「2階席、生まれて初めて〜〜〜」とまた大ハシャギ。周囲の「エグゼなオヤジ」とか「お水のオネエ」とかの白い視線もシカトして興奮のまま帰って来たのでありました。
…あ。頼まれた用事はちゃんとしてきたので、ご安心を。そして世間の人々はほんまに有名人が好きなのだなぁ〜〜と心からしみじみした和田です。湯なんとか先生でこれほどということは、ハゲちゃんとかが受けてる「恩恵」ってどれほどのもんなのかなぁああ?ビックリするよ、全く。
それから。Y子ちゃんは「湯なんとか先生の秘書の方」として認識されていたが、オレはなんと思われていたのだろうか?「怪しいオバ」?「着てるものが明らかにユニクロとイトーヨーカドーのオンナ」?う〜む。なんだろうな?