日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
空は朝からどんよりこ。
自分が好きになる人は、みんな遠くにいることに気付いた。
物理的な距離の場合もあるけれど、 片想いしたら既婚者だった、というような距離もある。
もっと近くでもいいんじゃないの?と思うけど、 条件で好きになれないのだ。気がついたら好きなんだもん。 トホホ。
なんだか久々にとても悲しい。
悲しいにゃぁ。
でも今日も仕事だ。
家を出て間もなく、 低く垂れこめた淡いねずみ色の雲は、ぽちぽちと雨を吐き始めた。
雨が降りそうな雲なのに、 降らないで頭上でこらえているよりも、 少しずつでも降ってくれたほうがまだ気持ちが軽くなる。
そのあと直売所のおばちゃんや、かめ爺とお話しして元気になった。
道の駅に直売所ができてから、年寄りがごっつ元気になった。 品質の向上、種類の豊富さなどで、前進に次ぐ前進を遂げている。 好きなことやって銭になると、うれしいものね。
学生の頃(かれこれ8年前?) 二ュースステーションだったか、ニュース23だったかで、 「税金の無駄使いを考える」みたいな特集で取り上げられたのが ここの道の駅でした。
当時、研究室の友達に「税金無駄にすんなよ」とからかわれたから確かだ。
それがどーよ。 年寄り元気で、観光客は新鮮な農産物を格安で買えて、トイレに寄れて、 トラックの運ちゃんは仮眠がとれて、結構役にたってるよ。
(一緒につくった東山魁夷美術館はしょぼいことこの上なしだが)
たまには悲しくなる日もあるけど、 それに丸ごと飲み込まれちゃってるのは、反価値。居心地良くない。
今日は雨降りなので、お客さまもみえず。 午後すこし配達して仕事を終わった。
さて。 気分転換に、コペンでぶぶーんと。
曇り空よ、せいぜい物憂げにしているがいいさ。
…復活の兆し。
inu-chan
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