日々日記
いちらんふるいあたらしい


2004年05月15日(土) とむ

熟睡しているときのとむはそれはもう可愛い。
四つ足フェチにはたまらない可愛らしさ。

乾いた鼻も気にせずに、一心に眠る。



そんな可愛いお前を置いていく。
きっとお前はかわいい尻尾を振りながら、
とてとてと歩いてわたしの姿を探すだろう。

そのことを思うだけで涙が。
きりきりと胸が痛む。

やはりまだ連れては行けないのだ。
不甲斐ないわたしを許して。

お前はここで、母さんたちを笑わせてやって欲しい。

おまえのその「人の良さそうな」目と仕種とで、
日々の煩雑なことに追われて尖った家族の心を、まあるくしてあげて。
お前にはそれができる。

ひとまずはそれぞれの場所で、
それぞれのやることを遂行することにしよう。

そうでも思わないと、
わたしは悲しくて悲しくて胸が潰れそうになるよ。


とむ。

いい子。

可愛い子。


無心に眠れ。

起きたら、また、遊ぼうね。


inu-chan