日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
図書館でたまたま目に付いたので、井上ひさしさんの「父と暮らせば」を 読んでみた。
そんなに長くはないお話で、 台本のように、おとったんと美津江の台詞が並んでいた。
そうだねぇ、どこがどう良かったとかはうまくいえないんだけど、 映画、見に行こうかなぁ。という気持ちになったよ。 りえちゃんの言う「おとったん、ありあとありました」が聞いてみたいなぁ。って 思った。
それと、 去年の夏に「この子たちの夏」を朗読したせいもあるかもしれないけど、 ヒロシマが自分の中で、ますます他人事じゃなくなってるな、と感じたのも、 映画も見たいと思った理由かな。
おとったんは美津江が大事だから、化けてでてきて怒るし、なだめるし、 美津江はおとったんが大事だから、自分を責めて戒めながら生きている。
最後のおとったんの台詞の数々が、ほんとうに胸うつよ。 いいお話しでした。
それと。 広島弁が、とても人間臭くて良かった。 ちょっと使ってみようかな。
inu-chan
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