日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年07月27日(月) 不安に決まっている。でもやっていくしかないし、それでいいと思う。

夏休みー!30代の夏休みもこれで3回目ー!

大学にまた入学する前よりも、考えてること、見ているもの、やってみたいこと、
行きたいところ、などなどの範囲がぐっと広がってるのを感じる。

しかしながら、このまま一人で生きて行くのは寂しいなぁとも思っている。
就職、できんのかなぁ。

未曾有の大不況、そしてものすんごく変な年齢で社会人として再デビューするであろう私。


母がこっそり、就職と結婚を祈ってくれていることも、
口に出すと我々姉妹に叱られるので黙ってはいるが、
父が就職や結婚についてたくさん言いたいことがあるのも、重々承知の助ですじゃ。


でも今はこうしたいんだ。ごめんねごめんね。
と、実家のある方角に向かって頭を下げる。


就職も、論文のテーマもはっきり見えないけれど、
なんとなーく輪郭が見えてきてるなぁと感じる今日この頃。

突拍子もないことを言って先生を困らせたりびっくりさせたりするけど、
そんな院生がいてもまぁ、よいではないか。

そんで先生ととことん話して、相談して、どうしようかねぇ。と膝付き合わせるのも、
いいじゃないか。

おそらく、やり方に正解はない。

でも要領はあるんだよなー。要領はバカにできないと実感している。
そして、縁も必要。

面白いとこに着地できればいいな。

いいんだよ自分。
努力するけど、自分以上にも以下にもなれないんだ。よく知っている。



自分のことで悩む時、頭をよぎるのは家族のことだ。
家族がみんなそれなりに元気なのは本当にありがたく、
(正直自分で言っておいて何に感謝してんのか実はわからないんだが)
それには感謝の気持ちでいっぱい。


面白いことに、ある程度考えが煮詰まってくると(完成間近のジャムが煮詰まるようにね)、
こんどは何やら「わたし生きてるの楽しーい」という思いに到達する。

そんで、

毎日ご飯がおいしかったり、
川を覗き込んだら浅瀬で流れに逆らって泳ぐ黒鯉がたくさんいたり、
抜けるように青い空をぼーっと眺めたり、
日焼け止めを塗り忘れた肌に日差しが「刺さる」のを感じたり、

はたまた「今ここにいる私は何者だ」と自分が自分にしゃべりかけたりしてたり、

なんというか、そういうなんでもないことで過ぎていく日々がすごく幸せだと思う。


何でもない日、おめでとうだ。


不安もそりゃあるけど、やっていくしかない。
長期スパンで見たらわかんなくて絶望的でも、短いスパンでだったら、やっていける。

それを繰り返すことならできる。
うんうん、それならできるー!
そんで、それでどうにかなっていくんだと思う。…あ、ここまで書いたら気持ち浮上。うわ。


inu-chan