詩のような 世界
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2001年04月22日(日) |
=愛しきレッドライン= |
僕はずっとずっと
見えないものを見ようとしている
それは夢であり
それは願いであり
それは存在であり・・・
ねぇ
君が抱いた幼かった僕の
ほのかな体温を感じられた?
僕は君の力が強くて
その腕の中でもがいていたよ
ただ逃げ出そうとしていたよ
真っ赤になった背中の跡は
僕の痛みなのか
それとも、君の・・・?
愛しきレッドライン
とっくに消えてしまったけど
焼けついた君の感触は
僕の一部となった
傷口が痛い
・・・
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