2009年03月24日(火) |
「Moira ミラ」のライヴDVD |
歌や演奏だけでなく、演劇要素も採り入れているのが特徴の サウンド・ホライズンのライヴだけれど、 今回は出演者も増え、演劇部分が増えている。 映像や照明の効果も、ますます充実した。
昨日かきょうが発売日で届いていたので、さっそく見てみたわけだ。
前回の「ロマン」もいわゆるノリのいい曲が少なかったと思うが、 今回は、女声合唱的な女声アンサンブルが多用され、 しっとりした味わいの部分がかなり多い(なかなか美しい)。 つまり、観客が立ち上がって手を上げて振るような曲が少ない。
しかも、曲間の流れを大事にしているらしく、 拍手にもろくに応えず、次の曲へと入って行く。
そういう意味では実にサービスの悪いライヴかもしれないが、 集まってくるファンはそんなことは覚悟の上なのだろう。
前々作の「楽園幻想曲」からDVDでライヴを見ているけれど、 今回のがもっとも物語の連続性を表現していて、 演出も明快になっている(それでもわかりにくい所があるけれど)。 ステージ上の映像や照明も、ますます進化しているようだ。
これは、しばらく何度か見返しそうだ。 まだしょっちゅう聞いているアルバムでもあるし。。
女声の歌い手が8人いるけれど、ゲスト的な扱いされてるのが 井上あずみ、とか呼ばれていた。 誰だっけ、、、聞いたことある名前のような、、、 あー、、「ラピュタ」や「トトロ」歌ってた女の子か! (もちろん、今はおばさんみたいだけど) 前作の「ロマン」でも1曲歌っていたようだ。 女性陣みんなしっかり歌えるのを集めてるけれど、 確かにひとつ格が違う、って感じはするなぁ。。
観客サービスは、アンコールに入ってから。。。 出演者紹介も、随所で笑わせてくれる。
そしてここのライヴでおもしろいのは、 一番最後は、ステージにはもう誰もいなくて、 会場に演奏だけ(たぶんカラオケ)流れる中で、 観客がみんなで歌を歌って終わりになるというところだ。
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