ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年06月06日(金) 無知の骨頭

概ね晴れ。夕方から雲り空となった。

日中の気温は今日も30℃に近くなり蒸し暑さを感じる。


朝の山道で今朝は栗の花が咲いているのを見つけた。

写真では紹介できないがクリーム色をした細長い花である。

そんな優雅な花がイガ栗になるとは想像もつかない。

栗の花が咲き始めると梅雨の季節が近いのだそうだ。

四国も来週早々には梅雨入りの発表がありそうである。

自然の植物と季節の関りは軽視できない深みがあるようだ。

そうして知らせてくれていることを忘れてはならない。



義父は日毎に元気を取り戻しており今日も動き回っていた。

最後の田植えを15日に決めたらしく代掻きにも精を出す。

また友人達が駆け付けて来てくれることだろう。

義父一人では到底無理な米作りであった。

その分義父も友人達に尽くす。助け合いの精神あってこそのことだった。


工場では同僚が大型車のエンジン脱着をやっと完了させる。

難しく複雑な作業だけあってその苦労は並大抵ではなかった。

本音はとても嫌だったのだそうだ。私もどれ程宥めたことだろう。

義父は厳しく云うばかりで何とも憐れな日々であった。

来週には中古エンジンを取り付ける作業が待っている。

私も励ましながら応援してやりたいと思う。


工場の仕事も義父の体調も順調になっており肩の荷が下りたようだ。

今日は金曜日でもあり少し早めに2時で終わらせてもらう。

疲れは感じず何だかウキウキと心も身体も軽かった。


サニーマートで買い物を済ませ3時にはもう帰宅する。

あまりに早い帰宅で夫が驚いていた。

二階の自室に上がると室温が32℃近くあり思わず声が出る。

開け放した窓からはそよとも風が吹き込んでいなかったのだ。


夕食前から「らっきょう」を食べ始めたら箸が止まらない。

娘は匂いを嫌がるが食べたくてならなかったのだ。

夕食時にも食べたので全部で20粒ぐらい食べたように思う。

このまま食べ続けたら2キロのらっきょうも直ぐに無くなりそうだ。


食後ふと気になって「らっきょうの効能」について調べてみた。

血行促進、疲労回復、高血圧の予防にもなるようだ。

しかし最後には「食べ過ぎ注意」と書かれておりはっと驚く。

強い殺菌作用があるため胃の粘膜を刺激するのだそうだ。

胃もたれや下痢の原因にもなると書かれており衝撃が走る。

一日に3〜5粒が適量だとも書いてあった。

どうしよう20粒も食べてしまった。食べ過ぎにも程がある。

胃弱だと云うのに何と無茶なことをしてしまったのだろう。

今更後悔しても遅くとにかく明日から気を付けなければいけない。

調べることをしなかったらきっと食べたいだけ食べたことだろう。


それにしてもネットの便利なこと。

SNS等を見ていても解らない言葉があると直ぐ調べる癖が付いた。

それだけ無知な証拠でもあるが70の手習いである。

調べても直ぐに忘れてしまうので手帳に書き記すことにした。

それがどんどん増えていく。凄いな私と自己満足が募るのであった。


生きてさえいれば学ぶことが出来るだろう。

そう思うとまだまだこれからなのだと思えるようになった。

もっともっと「知らないこと」に出会いたい。

例えば「死後の世界」とか。「魂の行方」とか。


※以下今朝の詩のようなもの


        帰宅

    6時間のパートである
    余程忙しくない限り
    2時半に仕事を終える

    帰りは朝の山道ではなく
    自動車専用道路を走る
    時速90キロが心地よい

    ラジオは「FMはたらんど」
    三橋美智也とか島倉千代子とか
    かなり高齢者向きの曲ばかり
    母ならば喜ぶだろうなと思う

    買物はいつもサニーマート
    3時になると半額品が多い
    片っ端から籠に放り込む
    セルフレジで精算を済ますと
    店員さんがカートに載せてくれる
    どれほど助かっていることだろう

    4時に帰宅すると夫が外に出て来て
    荷物を台所まで運び込んでくれる
    毎日のことで有難くてならない

    アイスコーヒーを飲みつつ煙草を吸う
    窓の外は西に傾いた陽であふれている

    土手の道を散歩する犬の姿が可愛い
    夏草が風に揺れているのも好きだ

    今日もよく頑張ったのだなと
    空に向かって深呼吸をする
      









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