ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年06月07日(土) 季節外れ

曇りの予報であったが思いがけずに晴れる。

洗濯物を乾燥機に入れてしまい残念でならない。

明日からしばらくは雨の日が続きそうで

四国地方も梅雨入りとなりそうである。

以前にも記したが梅雨はなくてはならない季節であった。

日本ほど水に恵まている国はないのだそうだ。

その分水害も多い。豪雨にならないことを祈るばかりである。


職場は休みではなかったが同僚も午前中は通院であった。

いつも私だけ休ませてもらっており心苦しかったが

今日は気兼ねなくゆっくりと休むことが出来る。


朝ドラ「チョっちゃん」を見てから一時間ほど朝寝をした。

毎朝眠気と闘っているだけに随分と気が休まる。

もう週末の恒例となっており起きて活動することはない。


10時にはカーブスへ。久しぶりに友人と一緒になり嬉しかった。

SNSを通じて仲良くなった友人で余程縁があったのだろう。

昔からの友人のようによく気が合う。

ご主人とも仲良くさせてもらっていたが2年前の夏に病死した。

亡くなる数日前まで毎朝SNSを発信していたのが嘘のようである。

病魔と闘いながら気丈に振舞っていたのだろう。

毎朝の発信は平穏そのもので「死」を連想することは一度もなかった。


覚悟はしていたとは云え彼女の傷心は大きく心が痛んでならなかった。

励ますことは出来ずただ共に悲しみに寄り添うことを選ぶ。

最愛の人を亡くすことはまるで深い闇の底の現実でしかない。


そんな彼女がカーブスへ通い始め随分と明るくなった。

身体を動かすと心も動くのだ。傷も少しずつ癒えて行く。

今日も一生懸命に筋トレに励んでおりその姿に感動さえ覚える。

日にち薬が効いているのだ。その薬が絶えることはない。



お昼に冷やし中華とバッテラ寿司を平らげまたお昼寝をする。

再婚する夢を見た。その段取りを夫がしてくれたのだ。

奇妙な夢であったがどんな新婚生活が始まるのだろうとわくわくする。


途中で何度か目が覚めたが結局4時まで寝ていた。

先日アマゾンに注文していた「氷結」がまだ届いておらず

「やまと運輸」に問い合わせしたら何と荷物が行方不明とのこと。

大阪堺から発送しているが四万十営業所にはまだ不着だと云う。

あってはならないことだが運送会社を責めても始まらない。

ロボットの仕事ではないのだ。大勢の人の手あってのことである。

やまと運輸のドライバーの人から折り返し電話があり

アマゾンに相談すれば新たに発送してくれるはずだと教えてくれる。

代金も不要とのこと何と助かるアドバイスであった。

早速アマゾンに連絡し再発送の手続きをしてもらった。

迅速丁寧な対応でさすがアマゾンだなと感心するばかりである。

もし遅れて先の荷物が届いても返す必要はないのだそうだ。

そうすると2ケースの氷結となり飲み放題である。

「やったあ、もうけたかも」もうすっかりその気になっていた。



今夜も虫の声が響き渡っておりまるで秋のようである。

季節外れではあるが虫達も精一杯に生きているのだろう。

これから梅雨の季節、猛暑の夏を乗り越えて全うする命であった。

私も鳴けるだろうか。時々声を張り上げて鳴いてしまいたい夜がある。


※以下今朝の詩


         駅

     午後6時なると駅に
     蒸気機関車が着いた
     その雄大な姿を眺め
     子供等は家路に就く

     ばいばいまたあしたね
     晩ご飯はなんやろうね

     しばらくすると
     蒸気機関車は出発する
     宇和島だろうか
     松山だろうか
     それは見知らぬ町であった

     小さな駅には売店があり
     ガムやチョコを売っていた
     お小遣いを貯めてそれを買う
     チョコは滅多に食べられなくて
     子供心に何と幸せだったことか

     線路は行き止まりになっていて
     そこには真っ黒い石炭の山がある
     冬には豆炭を探すのが日課であった

     私の分と弟の分ふたつの豆炭
     母がお風呂の焚き口に入れてくれる
     真っ赤に焼けたそれは行火になった

     もう帰ることはあるまいが
     小さな駅は今もそこにある
     夏には向日葵が咲くのだそうだ




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