にゃも日記
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2010年12月03日(金)

土曜は、寝込んだ。
いつもは37度台の微熱がはね上がった。
お母さんとのお茶は延期となり、日が経つにつれ母の毒は私を侵食していった。
水曜日、彼に病院に連れていってもらった。
医師に相談した。
話を黙って訊いたあと、医師が私の目を見て

親があなたから勝手に離れて田舎に住んだ。
連絡が来てもほっときなさい。
家に来ても入れなかったら良い。
あなたは離れて一人で生活してるのだから、人生もあなたの好きに描いたらいい。

目の前が、広がったように感じた。


毒は簡単には抜けず、無表情な私に、薬剤師さんが「お薬少し増えてます、幻覚が酷いですか」と問うて来た。
いいえ眠れなくてと言うのが精一杯だった。
眠れなくてこの薬を?と怪訝そうにしてらした。
とにかく笑顔が出来ない。腹の底から笑わない。
彼は、私が何故これ程まで親とコンタクトする度に体調を崩すのか不思議だったそうだ。
訊かれたので淡々と話した。感情はどこかにいってたから抵抗なく話した。
何のエピソードに反応したのか、彼は、母には会いたくないと怒りながら泣いていた。
深夜だった。
彼が帰り一人になった。
着替えて布団に入っても頭の中は空だった。


多忙な友達が、今夜久しぶりに電話するね とメールをくれた時、感想は無かった。
社交辞令みたいなメールを返しその時を待ったが、
急用で電話出来ないとメールが来た。また社交辞令みたいなメールを返した。
嬉しい 楽しみ あら残念が出てこない。


外は雨だ。
煙草をのむ以外何もしない。無表情で。

別れのメールを妹に打った。随分頑張ったつもりが100文字にも満たなかった。
親は着信拒否にした。


感情が戻ったら、何をしよう。


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